国際REIT型と国際株式・中国が上位に―4月の「カテゴリー」月間リターン
モーニングスターはこのほど、4月末を基準にカテゴリーごとの過去1カ月間のトータルリターン平均をランキングした(モーニングスターインデックス基準、ブル型ベア型を除く)。
同期間のトータルリターン平均の上位には「国際REIT・特定地域(為替ヘッジあり)」の2.89%の上昇で第1位に、「国際REIT・グローバル・含む日本(為替ヘッジあり)」が2.55%の上昇で第2位、「国際株式・中国(為替ヘッジあり)」が1.54%の上昇で第3位、「国際株式・中国(為替ヘッジなし)」が1.38%の上昇で第4位、「国際REIT・グローバル・除く日本(為替ヘッジなし)」が1.20%の上昇で第5位となり、国際REIT型や国際株式・中国が上位を占めた。欧州債務問題の再燃から欧州のリート市場はマイナスだったものの、オフィス向けを中心に米国、オーストラリアが好調に推移し、グローバルリート市場をけん引した。また、世界の株式市場がおおむね全面安となるなか、中国は海外からの投資枠上限を引き上げたことが好感され、上昇した。
一方、トータルリターン平均の下位では、「国内大型バリュー」が6.46%の下落となり、「国際株式・ブラジル(為替ヘッジなし)」が6.16%の下落、次いで「国内中型バリュー」が5.66%の下落、「国内大型ブレンド」が5.33%の下落、「国内大型グロース」が4.84%の下落と国内株式型、国際株式・ブラジルの下落が目立った。欧州債務問題ならびに米国経済の減速懸念が再燃したことや、日銀の追加金融緩和が4月下旬に決定されたものの、サプライズとはならず、外国為替市場ではリスク回避志向から円高が強まるなど、国内株式型にとっては難しい運用環境となった。
カテゴリーごとのトータルリターンの内訳は、トータルリターンがプラスとなったカテゴリーは19カテゴリー、トータルリターンがマイナスとなったカテゴリーは48カテゴリーと、下落したカテゴリーが多かった。
所属ファンドの本数が多いカテゴリーでは、「国内大型ブレンド」が5.33%の下落、「バランス・安定成長型」が1.69%の下落となり、「国際債券・エマージング・複数国(為替ヘッジなし)」が0.91%の下落、「国際株式・エマージング・複数国(為替ヘッジなし)」が1.74%の下落となるなど、いずれもマイナスのリターンだった。
提供:モーニングスター社
同期間のトータルリターン平均の上位には「国際REIT・特定地域(為替ヘッジあり)」の2.89%の上昇で第1位に、「国際REIT・グローバル・含む日本(為替ヘッジあり)」が2.55%の上昇で第2位、「国際株式・中国(為替ヘッジあり)」が1.54%の上昇で第3位、「国際株式・中国(為替ヘッジなし)」が1.38%の上昇で第4位、「国際REIT・グローバル・除く日本(為替ヘッジなし)」が1.20%の上昇で第5位となり、国際REIT型や国際株式・中国が上位を占めた。欧州債務問題の再燃から欧州のリート市場はマイナスだったものの、オフィス向けを中心に米国、オーストラリアが好調に推移し、グローバルリート市場をけん引した。また、世界の株式市場がおおむね全面安となるなか、中国は海外からの投資枠上限を引き上げたことが好感され、上昇した。
一方、トータルリターン平均の下位では、「国内大型バリュー」が6.46%の下落となり、「国際株式・ブラジル(為替ヘッジなし)」が6.16%の下落、次いで「国内中型バリュー」が5.66%の下落、「国内大型ブレンド」が5.33%の下落、「国内大型グロース」が4.84%の下落と国内株式型、国際株式・ブラジルの下落が目立った。欧州債務問題ならびに米国経済の減速懸念が再燃したことや、日銀の追加金融緩和が4月下旬に決定されたものの、サプライズとはならず、外国為替市場ではリスク回避志向から円高が強まるなど、国内株式型にとっては難しい運用環境となった。
カテゴリーごとのトータルリターンの内訳は、トータルリターンがプラスとなったカテゴリーは19カテゴリー、トータルリターンがマイナスとなったカテゴリーは48カテゴリーと、下落したカテゴリーが多かった。
所属ファンドの本数が多いカテゴリーでは、「国内大型ブレンド」が5.33%の下落、「バランス・安定成長型」が1.69%の下落となり、「国際債券・エマージング・複数国(為替ヘッジなし)」が0.91%の下落、「国際株式・エマージング・複数国(為替ヘッジなし)」が1.74%の下落となるなど、いずれもマイナスのリターンだった。
提供:モーニングスター社