インデックスファンドの魅力を再検証する
「インデックスファンド」は、日経平均株価やTOPIXなどの指数との連動を目指して運用される。その利点は何と言っても運用コストが低いことにある。
低コストの金融商品の代表格としてはETF(上場投資信託)がある。09年5月に上場した三菱UFJ投信のTOPIX連動型ETF「MAXIS トピックス上場投信(MXSトピクス)」<1348.T>は年0.0819%という業界最低水準の信託報酬率が話題となったが、インデックスファンドにもETFに勝るとも劣らない低コストのファンドがある。
例えば、09年6月に販売開始したニッセイアセットマネジメントの「ニッセイ日経225インデックスファンド」(追加型/国内/株式/インデックス型)<2004012801>は、現状の取扱販社ではノーロード(手数料無料)のうえ、信託報酬率は年0.2625%。ちなみに、信託財産留保額はなく、ETFと違って売買手数料もかからない。これまでは確定拠出年金向けとして販売されてきたが、以前から「個人投資家から『どこで販売しているのか』との問い合わせがあった」(ニッセイアセットマネジメント広報室 加集勇夫氏)といい、6月中旬に日興コーディアル証券・楽天証券・SBI証券において販売が開始されたほか、今後はマネックス証券での販売も予定されている。
同ファンドは「お金を使わない」といわれる堅実な若年層に、コストの安さが評価されている。実際、信託報酬を低く抑えるために、運用会社では目論見書を基本電子交付にするなど、涙ぐましい努力も続けられているという。「少額から始められるうえ、売買手数料がかからないため積み立てに適している」(相場関係者)との指摘もあり、この点も資産形成層の注目を集める理由のようだ。
FP(ファイナンシャルプランナー)や評論家には以前からインデックスファンドでの資産運用を勧める声があったが、最近は投信関連のアルファブロガー(人気ブログの執筆者)などにも信奉者が増えているというだけに、資産運用の選択肢として考える価値はありそうだ。
提供:モーニングスター社
低コストの金融商品の代表格としてはETF(上場投資信託)がある。09年5月に上場した三菱UFJ投信のTOPIX連動型ETF「MAXIS トピックス上場投信(MXSトピクス)」<1348.T>は年0.0819%という業界最低水準の信託報酬率が話題となったが、インデックスファンドにもETFに勝るとも劣らない低コストのファンドがある。
例えば、09年6月に販売開始したニッセイアセットマネジメントの「ニッセイ日経225インデックスファンド」(追加型/国内/株式/インデックス型)<2004012801>は、現状の取扱販社ではノーロード(手数料無料)のうえ、信託報酬率は年0.2625%。ちなみに、信託財産留保額はなく、ETFと違って売買手数料もかからない。これまでは確定拠出年金向けとして販売されてきたが、以前から「個人投資家から『どこで販売しているのか』との問い合わせがあった」(ニッセイアセットマネジメント広報室 加集勇夫氏)といい、6月中旬に日興コーディアル証券・楽天証券・SBI証券において販売が開始されたほか、今後はマネックス証券での販売も予定されている。
同ファンドは「お金を使わない」といわれる堅実な若年層に、コストの安さが評価されている。実際、信託報酬を低く抑えるために、運用会社では目論見書を基本電子交付にするなど、涙ぐましい努力も続けられているという。「少額から始められるうえ、売買手数料がかからないため積み立てに適している」(相場関係者)との指摘もあり、この点も資産形成層の注目を集める理由のようだ。
FP(ファイナンシャルプランナー)や評論家には以前からインデックスファンドでの資産運用を勧める声があったが、最近は投信関連のアルファブロガー(人気ブログの執筆者)などにも信奉者が増えているというだけに、資産運用の選択肢として考える価値はありそうだ。
提供:モーニングスター社