「ダイワ・US−REIT(毎月決算)B為替ヘッジなし」が首位―6月の純資産増加額

 モーニングスターはこのほど、6月の国内追加型株式投信の純資産増加額月間ランキングをまとめた(期間中の新設ファンド、DC、SMA、ETFは除く)。

 「ダイワ・US−REIT(毎月決算)B為替ヘッジなし」<2004072102>が465億円増加し、第1位となった。次いで第2位は「ダイワ 米国リート・ファンド(毎月分配型)」<2004052001>で432億円の増加。第3位は「ハイグレード・オセアニア・ボンド(毎月分配)」<2003061301>で341億円増加した。

 6月は、米国での追加金融緩和に対する期待感が高まったことに加え、月末にはEU(欧州連合)首脳会議が銀行への直接支援などで合意したことが好感され、大幅に反発。TOPIX(東証株価指数)は前月末比で7.03%上昇した。世界の株式市場は一部地域を除き、5月の全面安から戻り相場となった。この影響から、ファンドの純資産増加額も全般的に拡大した。

 一方、純資産減少額上位では、「グローバル・ソブリン・オープン(毎月決算型)」<1997121801>が223億円の減少となり、次いで、「ワールド・ソブリンインカム」<2002032603>が214億円の減少、「ブラジル・ボンド・オープン(毎月決算型)」<2008112601>が166億円の減少などとなった。

 なお、カテゴリーごとの純資産増加額では、「国際REIT・特定地域(為替ヘッジなし)」、「国際債券・オセアニア(為替ヘッジなし)」、「国内大型ブレンド」などが上位に並んだ。
提供:モーニングスター社
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