DIAMの「DLIBJ 公社債オープン(短期コース)」、シャープCB保有で急落
DIAMアセットマネジメントの「DLIBJ 公社債オープン(短期コース)」<1999121401>の基準価額が7月中旬以降急落している。組み入れ対象のシャープ<6753.T>のCB(転換社債)の価格下落が主因だという。8月8日時点で当ファンドはシャープのCBを5.18%保有していた。
同ファンドの8月13日までの過去1カ月間のトータルリターンは0.97%の下落と、カテゴリー平均を0.88%と大きく下回った。同期間、カテゴリー内では「DLIBJ 公社債オープン(中期コース)」<1999121402>も同0.50%下落した。
今後の見通しについては、シャープの当面のキャッシュフローが固定資産の圧縮などを含めて充足されていることや、2013年9月末のCB償還に向けた主力行からのバックアップが見込めることなどを背景に、現状では償還に支障がないと判断している。一方、CB価格は、足元で短期的な売りの増加で需給悪化を招き、売られすぎの状況にあるとみており、時間の経過とともに実質的なリスクに見合った価格形成がなされていくとみている。
シャープは8月2日、2013年第1四半期決算を発表すると同時に通期業績予想を下方修正し、従業員5000人削減を主とするリストラ計画も発表した。市場予想を下回る決算内容を受けてCB価格が下落していた。
提供:モーニングスター社
同ファンドの8月13日までの過去1カ月間のトータルリターンは0.97%の下落と、カテゴリー平均を0.88%と大きく下回った。同期間、カテゴリー内では「DLIBJ 公社債オープン(中期コース)」<1999121402>も同0.50%下落した。
今後の見通しについては、シャープの当面のキャッシュフローが固定資産の圧縮などを含めて充足されていることや、2013年9月末のCB償還に向けた主力行からのバックアップが見込めることなどを背景に、現状では償還に支障がないと判断している。一方、CB価格は、足元で短期的な売りの増加で需給悪化を招き、売られすぎの状況にあるとみており、時間の経過とともに実質的なリスクに見合った価格形成がなされていくとみている。
シャープは8月2日、2013年第1四半期決算を発表すると同時に通期業績予想を下方修正し、従業員5000人削減を主とするリストラ計画も発表した。市場予想を下回る決算内容を受けてCB価格が下落していた。
提供:モーニングスター社