「野村 米国ハイ・イールド債券(豪ドル)毎月」が首位―7月の過去1カ月間の純資金流入

 モーニングスターはこのほど、国内追加型株式投信の7月末までの過去1カ月間の純資金流出入ランキング(投資信託協会公表)をまとめた(DC、SMA、ETF、ブル・ベアファンド、限定追加型および7月の新規設定ファンドを除く)。

 過去1カ月間の純資金流入ランキングの第1位は「野村 米国ハイ・イールド債券(豪ドル)毎月」<2009012804>の296億円となった。第2位は「ピクテ 新興国インカム株式(毎月決算型)」<2008013106>で229億円、第3位が「フィデリティ・USリートB(為替ヘッジなし)」<2003120902>で181億円、第4位が「エマージング・ボンド・F・レアルコース(毎月)」<2009071705>で135億円、第5位が「野村 豪ドル債オープン・プレミアム毎月」<2012021701>の132億円などとなった。

 7月の株式市場は、6月の米雇用統計が市場予想を下回ったほか、スペインでも国債利回りが上昇することなどが下落につながったが、ドラギECB(欧州中央銀行)総裁によるユーロ防衛のためあらゆる措置を講じるとの発言が好感され、月末にかけて上昇した。そうしたなか、ファンドへの純資金流入額は前月比で低下したものの、ハイイールド債券、新興国株式、REITなどへは資金が流入した。6月に続き、豪州債券、豪ドルで為替ヘッジを行う通貨選択型ファンドにも資金が流入した。

 また、同期間の純資金流出ランキングをみると、第1位は「グローバル・ソブリン・オープン(毎月決算型)」<1997121801>の298億円、第2位が「ワールド・ソブリンインカム」<2002032603>の139億円、第3位が「野村 G・ハイ・イールド債券(資源国通貨)毎月」<2010042302>の138億円の純資金流出となった。
提供:モーニングスター社
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