「アメリカン・ドリーム・ファンド」が首位―8月の月間トータルリターンランク

 モーニングスターはこのほど、2012年8月末を基準とした過去1カ月間のトータルリターンをランキングした(DC、SMA専用、ETF、およびブル・ベア型を除く純資産額10億円以上のファンドが対象)。

 過去1カ月間のトータルリターン上位では、「アメリカン・ドリーム・ファンド」<2007062909>が5.96%の上昇で第1位となった。第2位には6月15日に設定された「三菱UFJ 欧州ハイイールド債ユーロ円P(毎月)」<2012061501>が入り、5.84%の上昇。第3位は「欧州ハイ・イールド債券(毎月決算型)ユーロ」<2011012802>で5.52%の上昇となった。第4位が「コモディティ・インデックスα」<2012012401>で5.50%の上昇、第5位が「アムンディ・ロシア東欧株ファンド」<2005033103>で5.41%の上昇となった。

 8月は、追加金融緩和期待などから好調だった米ナスダック市場に上場する株式への投資が多い「アメリカン・ドリーム・ファンド」が最も上昇した。また、ドラギECB(欧州中央銀行)総裁によるユーロ圏国債購入計画の表明をドイツが条件付で支持したことで欧州債務問題への警戒感が和らいだことなどから、外国為替市場では月間で円安・ユーロ高が進み、ユーロ建てのハイイールド社債に投資する「三菱UFJ 欧州ハイイールド債ユーロ円P(毎月)」と「欧州ハイ・イールド債券(毎月決算型)ユーロ」などの上昇が目立ち、上位となった。

 一方、トータルリターン下位では、「新日鉄グループ株式オープン」<2006073105>が6.05%の下落、「日興AM 中国A株ファンド」<2005022801>、「日興AM 中国A株ファンド2」<2005061501>がそれぞれ5.60%の下落などと続き、国内株式型や中国株式に投資するファンドの下落が目立った。
提供:モーニングスター社
Feature & Column 特集&コラム
  • 特集&コラム読み込み中です
このページのTOPへ
この情報は、ウエルスアドバイザー株式会社が信頼できると判断したデータにより作成しましたが、その正確性、安全性等について保証するものではありません。
また、このページは、投資判断の参考としての情報提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としてはいません。
このページで提供している情報、記事、画像、図表などの転用、販売、再配信は固く禁じます。

当サイトに表示されている広告の一部はヤフー株式会社に配信を委託しています。ヤフー株式会社から配信される広告が表示されるページを訪問した際には、ヤフー株式会社も同社のcookies情報を取得いたします。そこで収集されるcookies情報については当社に提供・開示されることはなく、ヤフー株式会社が定めるプライバシーの考え方にしたがって管理されます。くわしくはこちらをご覧ください。また、ヤフー株式会社から配信される行動ターゲティング広告についてはこちらをご覧下さい。