投信協会が7月の投信概況を発表

 投資信託協会が7月の投信概況を発表した。7月上旬は調整色があったものの、中旬からは米国株式上昇を受け、日本、欧州、新興国の株価指数は上昇した。これを反映し、投信の純資産総額は前月末比1兆6909億円増(同3・0%増)の58兆7811億円となった。運用増減が1兆1130億円増、資金増減(設定と解約・償還の差し引き)が5779億円増だった。
 株式投信は資金増減が3911億円増と3カ月連続でプラスとなった。運用面でも1兆1132億円の増加で、純資産総額は前月比1兆5044億円増(同3・3%増)の45兆8916億円となった。
 分類別の内訳では、資金増減で国内株式型が前月末比279億円減、インデックス型(ETF含む)が同309億円減とマイナスになったものの、バランス型が同484億円増、国際株式型が827億円、派生商品型は142億円増加し、ファンド・オブ・ファンズが3077億円と4カ月連続の大幅増加となった。
 「6月に続いて、国際株式型、ファンド・オブ・ファンズをはじめとする新興国関連のファンドの純資産額増加が目立った」(投資信託協会事務局長の小西克廣氏)という。
 一方、公社債投信の純資産総額は8兆8288億円で、前月比1818億円増えた。資金増減は1821億円の増加、運用面では2億円の減少となった。
提供:モーニングスター社
Feature & Column 特集&コラム
  • 特集&コラム読み込み中です
このページのTOPへ
この情報は、ウエルスアドバイザー株式会社が信頼できると判断したデータにより作成しましたが、その正確性、安全性等について保証するものではありません。
また、このページは、投資判断の参考としての情報提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としてはいません。
このページで提供している情報、記事、画像、図表などの転用、販売、再配信は固く禁じます。

当サイトに表示されている広告の一部はヤフー株式会社に配信を委託しています。ヤフー株式会社から配信される広告が表示されるページを訪問した際には、ヤフー株式会社も同社のcookies情報を取得いたします。そこで収集されるcookies情報については当社に提供・開示されることはなく、ヤフー株式会社が定めるプライバシーの考え方にしたがって管理されます。くわしくはこちらをご覧ください。また、ヤフー株式会社から配信される行動ターゲティング広告についてはこちらをご覧下さい。