「ブラジル・ボンド・オープン(毎月決算型)」が首位に―2012年12月の純資産増加額
モーニングスターはこのほど、2012年12月の国内追加型株式投信の純資産増加額月間ランキングをまとめた(期間中の新設ファンド、DC、SMA、ETF等は除く)。
「ブラジル・ボンド・オープン(毎月決算型)」<2008112601>が618億円の増加で、第1位となった。次いで第2位は「フィデリティ・USリートB(為替ヘッジなし)」<2003120902>で572億円の増加だった。第3位は「高配当インフラ関連株プレミアム 通貨毎月」<2012102402>で546億円増加した。第4位は「エマージング・ソブリン(毎月決算型)ヘッジ」<2009031803>で476億円の増加となり、第5位が「グローバル・ソブリン・オープン(毎月決算型)」<1997121801>で456億円の増加だった。
12月の株式市場は、国内では衆議院解散総選挙、自民党の圧勝、安倍内閣の誕生に至る一連の政権交代で追加金融緩和期待や円安基調がフォローとなり、TOPIX(東証株価指数)は前月末比(12月28日終値ベース)で10.02%上昇した一方、米国では大型減税の失効と財政引き締めが重なる「財政の崖」問題が最終的には回避されるとの見方が強まったことからNYダウ工業株30種平均が同(12月31日終値ベース)で0.60%上昇した。こうしたなか、ランキング上位のファンドをみると、為替ヘッジなしの米国REITファンド、高配当に着目した国際株式型ファンド、エマージングやグローバルの国際債券型など、様々な資産クラスに分散された状況がうかがえる。
一方、純資産減少額上位では、「日興JFアジア・ディスカバリー・ファンド」<2012042501>が810億円の減少で1位となった。次いで、「日興 グラビティ・ファンド」<2012092101>が266億円の減少、「オーストラリア公社債ファンド」<2010053105>が195億円の減少などとなった。
なお、カテゴリーごとの純資産増加額では「国際債券・ハイイールド債(為替ヘッジなし)」「国際REIT・特定地域(為替ヘッジなし)」「国際債券・エマージング・複数国(為替ヘッジなし)」などが上位に並んだ。
提供:モーニングスター社
「ブラジル・ボンド・オープン(毎月決算型)」<2008112601>が618億円の増加で、第1位となった。次いで第2位は「フィデリティ・USリートB(為替ヘッジなし)」<2003120902>で572億円の増加だった。第3位は「高配当インフラ関連株プレミアム 通貨毎月」<2012102402>で546億円増加した。第4位は「エマージング・ソブリン(毎月決算型)ヘッジ」<2009031803>で476億円の増加となり、第5位が「グローバル・ソブリン・オープン(毎月決算型)」<1997121801>で456億円の増加だった。
12月の株式市場は、国内では衆議院解散総選挙、自民党の圧勝、安倍内閣の誕生に至る一連の政権交代で追加金融緩和期待や円安基調がフォローとなり、TOPIX(東証株価指数)は前月末比(12月28日終値ベース)で10.02%上昇した一方、米国では大型減税の失効と財政引き締めが重なる「財政の崖」問題が最終的には回避されるとの見方が強まったことからNYダウ工業株30種平均が同(12月31日終値ベース)で0.60%上昇した。こうしたなか、ランキング上位のファンドをみると、為替ヘッジなしの米国REITファンド、高配当に着目した国際株式型ファンド、エマージングやグローバルの国際債券型など、様々な資産クラスに分散された状況がうかがえる。
一方、純資産減少額上位では、「日興JFアジア・ディスカバリー・ファンド」<2012042501>が810億円の減少で1位となった。次いで、「日興 グラビティ・ファンド」<2012092101>が266億円の減少、「オーストラリア公社債ファンド」<2010053105>が195億円の減少などとなった。
なお、カテゴリーごとの純資産増加額では「国際債券・ハイイールド債(為替ヘッジなし)」「国際REIT・特定地域(為替ヘッジなし)」「国際債券・エマージング・複数国(為替ヘッジなし)」などが上位に並んだ。
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