月間は中国、年間はトルコの株式ファンドが上位―2012年12月の月間・年間リターンランク
モーニングスターはこのほど、2012年12月末を基準とした過去1年間ならびに1カ月間のトータルリターンをランキングした(DC、SMA専用、ETF、およびブル・ベア型を除く純資産額10億円以上のファンドが対象)。
過去1年間のトータルリターン上位では、トルコの上場株式などを主要投資対象とする「(オーロラ2)トルコ投資F」<1996091201>が83.13%の上昇で第1位。続いて第2位が「損保ジャパン−フォルティス・トルコ株式」<2006053105>で78.31%の上昇、第3位が「ライジング・トルコ株式ファンド」<2011040102>で75.17%の上昇となった。トルコは2012年7月−9月の実質GDP成長率が市場予想を下回るなど経済成長に減速感がみられるものの、トルコ中銀による緩和的な金融政策や、年初からの経常収支改善傾向に加え、大手格付け会社による格上げなどが背景となり、同国の主要株価指数である「イスタンブール ナショナル100種」が年間で52.55%の上昇となり、トルコ株式ファンドの好パフォーマンスにもつながった。
また、過去1年間のトータルリターン下位では、「WTI原油先物ファンド(ロング・ポジション)」<2009070101>で14.59%の下落、「BR・ゴールド・メタル・オープンAコース」<1995022404>が14.01%の下落、「ノムラ・グローバルトレンド(円)毎月」<2011042601>が9.40%の下落などと続いた。欧州債務問題の長期化や中国経済の減速などから資源価格が下落したことが響いた。
一方、過去1カ月間のトータルリターン上位では、中国の株式に投資する「ダイワ 深センA株ファンド」<2011042701>が22.62%の上昇で第1位となり、次いで第2位が「野村 新中国A株投信」<2011040102>で20.31%の上昇、第3位が「日興AM中国A株ファンド」<2006053105>で20.09%の上昇となり、上位3本に中国A株に投資するファンドがすべて入る結果となった。
また、過去1カ月間のトータルリターン下位では、「T&D・Wブル・ベア2(金・Wブル2)」<2012030103>が11.94%の下落、「BR・ゴールド・メタル・オープンAコース」が6.73%の下落、「ニッセイ・ワールドスポーツ・ファンドA(Hあり)」が2.92%の下落などと続いた。
提供:モーニングスター社
過去1年間のトータルリターン上位では、トルコの上場株式などを主要投資対象とする「(オーロラ2)トルコ投資F」<1996091201>が83.13%の上昇で第1位。続いて第2位が「損保ジャパン−フォルティス・トルコ株式」<2006053105>で78.31%の上昇、第3位が「ライジング・トルコ株式ファンド」<2011040102>で75.17%の上昇となった。トルコは2012年7月−9月の実質GDP成長率が市場予想を下回るなど経済成長に減速感がみられるものの、トルコ中銀による緩和的な金融政策や、年初からの経常収支改善傾向に加え、大手格付け会社による格上げなどが背景となり、同国の主要株価指数である「イスタンブール ナショナル100種」が年間で52.55%の上昇となり、トルコ株式ファンドの好パフォーマンスにもつながった。
また、過去1年間のトータルリターン下位では、「WTI原油先物ファンド(ロング・ポジション)」<2009070101>で14.59%の下落、「BR・ゴールド・メタル・オープンAコース」<1995022404>が14.01%の下落、「ノムラ・グローバルトレンド(円)毎月」<2011042601>が9.40%の下落などと続いた。欧州債務問題の長期化や中国経済の減速などから資源価格が下落したことが響いた。
一方、過去1カ月間のトータルリターン上位では、中国の株式に投資する「ダイワ 深センA株ファンド」<2011042701>が22.62%の上昇で第1位となり、次いで第2位が「野村 新中国A株投信」<2011040102>で20.31%の上昇、第3位が「日興AM中国A株ファンド」<2006053105>で20.09%の上昇となり、上位3本に中国A株に投資するファンドがすべて入る結果となった。
また、過去1カ月間のトータルリターン下位では、「T&D・Wブル・ベア2(金・Wブル2)」<2012030103>が11.94%の下落、「BR・ゴールド・メタル・オープンAコース」が6.73%の下落、「ニッセイ・ワールドスポーツ・ファンドA(Hあり)」が2.92%の下落などと続いた。
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