「野村 豪ドル債オープン・プレミアム毎月」が首位―2012年の年間の純資金流入
モーニングスターはこのほど、国内追加型株式投信の2012年の年間純資金流出入ランキング(投資信託協会公表)をまとめた(DC、SMA、ETF、ブル・ベアファンド、限定追加型および12月の新規設定ファンドを除く)。
年間純資金流入ランキングの第1位は「野村 豪ドル債オープン・プレミアム毎月」<2012021701>の3393億円となった。第2位は「ピクテ 新興国インカム株式(毎月決算型)」<2008013106>で3030億円、第3位が「野村 米国ハイ・イールド債券(豪ドル)毎月」<2009012804>で2120億円、第4位が「野村 グローバルREITプレミアム(通貨)毎月」<2012041902>で2073億円、第5位が「フィデリティ・USリートB(為替ヘッジなし)」<2003120902>の2055億円の純資金流入などとなった。
2012年のマーケットは、年初からFRB(米連邦準備制度理事会)が超低金利政策を2014年後半まで延長することを発表したのを機に、日欧でも資産買い入れなどの金融緩和策が再三とられ、世界中に資金が流れる過剰流動性相場となった。株式市場はほぼ世界的に上昇し、国内外のREIT(不動産投資信託)も株式市場の好調につれて上昇した。また、外国為替相場はギリシャの総選挙で連立与党が敗北し、一時ユーロ離脱懸念が広がったことなどから欧州債務危機が強まり、リスク回避から円高基調が長く続いたものの、12月には日本の衆議院選挙で自民党が大勝し、追加金融緩和期待が高まったことなどから主要通貨に対する円安が進んだ。こうしたなか、通貨選択型を含む豪ドル建ての債券ファンド、複数の新興国株式に投資するファンド、国際REIT型ファンドなどが上位となった。
一方、年間の純資金流出ランキングをみると、1位は「グローバル・ソブリン・オープン(毎月決算型)」<1997121801>の4192億円、2位が「野村 G・ハイ・イールド債券(資源国通貨)毎月」<2010042302>の3050億円、3位が「ダイワ・グローバルREIT(毎月分配型)」<2005062402>の2063億円の純資金流出となった。
なお、ランキング対象外ながら、2012年12月27日に新規設定された「日興 グラビティ・アメリカズ・ファンド」<2012122701>は12月単月で2000億円の純資金流入だった。
提供:モーニングスター社
年間純資金流入ランキングの第1位は「野村 豪ドル債オープン・プレミアム毎月」<2012021701>の3393億円となった。第2位は「ピクテ 新興国インカム株式(毎月決算型)」<2008013106>で3030億円、第3位が「野村 米国ハイ・イールド債券(豪ドル)毎月」<2009012804>で2120億円、第4位が「野村 グローバルREITプレミアム(通貨)毎月」<2012041902>で2073億円、第5位が「フィデリティ・USリートB(為替ヘッジなし)」<2003120902>の2055億円の純資金流入などとなった。
2012年のマーケットは、年初からFRB(米連邦準備制度理事会)が超低金利政策を2014年後半まで延長することを発表したのを機に、日欧でも資産買い入れなどの金融緩和策が再三とられ、世界中に資金が流れる過剰流動性相場となった。株式市場はほぼ世界的に上昇し、国内外のREIT(不動産投資信託)も株式市場の好調につれて上昇した。また、外国為替相場はギリシャの総選挙で連立与党が敗北し、一時ユーロ離脱懸念が広がったことなどから欧州債務危機が強まり、リスク回避から円高基調が長く続いたものの、12月には日本の衆議院選挙で自民党が大勝し、追加金融緩和期待が高まったことなどから主要通貨に対する円安が進んだ。こうしたなか、通貨選択型を含む豪ドル建ての債券ファンド、複数の新興国株式に投資するファンド、国際REIT型ファンドなどが上位となった。
一方、年間の純資金流出ランキングをみると、1位は「グローバル・ソブリン・オープン(毎月決算型)」<1997121801>の4192億円、2位が「野村 G・ハイ・イールド債券(資源国通貨)毎月」<2010042302>の3050億円、3位が「ダイワ・グローバルREIT(毎月分配型)」<2005062402>の2063億円の純資金流出となった。
なお、ランキング対象外ながら、2012年12月27日に新規設定された「日興 グラビティ・アメリカズ・ファンド」<2012122701>は12月単月で2000億円の純資金流入だった。
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