2月後半新設ファンドは37本、「日興UBS米国成長株式リスク・コントロールF」が1000億円超の設定

 モーニングスターがまとめた、2月後半(2月15日から28日まで)の追加型株式投信の新規設定予定本数(DC、SMA、ETF、限定追加型含む、マネープール除く、以下同)は計37本となる見通し。2月前半の22本(同)から増加し、前年同期間の34本(同)からも増加する見込みとなる。海外の高利回り債券、国内株式、海外株式など様々な主要投資対象のファンドの設定が予定されている中、15日新規設定となった「日興UBS米国成長株式リスク・コントロールF」が当初設定金額で1210億7400万円を集め、2012年12月27日に設定された「日興 グラビティ・アメリカズ・ファンド」<2012122701>が2000億8000万円を集めて以来の大型設定となった。

 UBSグローバル・アセット・マネジメントが2月15日に設定した「日興UBS米国成長株式リスク・コントロールF」は、高い収益性、成長性が期待される米国株式を主要投資対象とし、銘柄選択にあたっては、将来の成長余地やその持続期間について市場が織り込み切れていない優れた企業で株価上昇が期待できる銘柄を選別する。また、「VIX指数」(投資家心理を示すとされるシカゴ・オプション取引所が開発した指数)を活用した独自のリスク・コントロール戦略により、株式・為替に対する投資リスク低減を図る。

 三菱UFJ投信が2月20日に設定を予定する「世界高利回り社債F(為替スマートヘッジ)」は、日本を除く世界の高利回り社債等(新興国の高利回り社債等を含む)を主要投資対象とし、原則として、取得時にB−格相当以上の格付けを有するものなどに投資する。原則、市況環境等に応じて為替ヘッジ比率を柔軟に調整する為替スマートヘッジを行う。

 一方、2月前半(2月1日から14日まで)の新設ファンド(同)の当初設定金額については、22本(同)で計977億円が集まった。なお、同期間の単位型株式投信の当初設定金額は計73億円(設定本数4本)だった。
提供:モーニングスター社
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