3月前半の新設ファンドは計14本、国内外の好配当、好利回りファンドの設定が目立つ

 モーニングスターがまとめた、3月前半(3月1日から15日まで)の追加型株式投信の新規設定予定本数(DC、SMA、ETF、限定追加型含む、マネープール除く、以下同)は計14本となる見通し。2月後半の38本(同)から減少し、前年同期間の10本(同)からは増加する見込みとなる。3月5日に高配当の国内株式に投資するETF(上場投資信託)が上場されるのをはじめ、米国株式、グローバル株式、国内株式などを主要投資対象とする好配当や好利回りを狙うファンドの設定予定が目立つ。このほか、メキシコ債券や米国債券、アジアREITなど様々なファンドが設定予定となっている。

 レッグ・メイソン・アセット・マネジメントが3月8日に設定を予定する「LM・アメリカ高配当株ファンド(毎月分配型)」、「LM・アメリカ高配当株ファンド(年2回決算型)」は米国の株式(優先株式を含む)、MLP(マスター・リミテッド・パートナーシップ)、不動産投資信託を含む投資信託を主要投資対象とし、相対的に配当利回りの高い銘柄を中心に投資する。MLPへの投資比率は50%以内とする。

 DIAMアセットマネジメントが3月8日に設定を予定する「USストラテジック・インカムA(ヘッジあり)」「USストラテジック・インカムB(ヘッジなし)」は、米ドル建て米国債券を主要投資対象とし、国債、政府機関債、モーゲージ債、投資適格社債、ハイイールド債など各種債券への投資比率を機動的に変更する「ストラテジック・インカム戦略」を活用した運用を行う。

 一方、2月後半(2月15日から28日まで)の新設ファンド(同)の当初設定金額については、38本(同)で計2025億円が集まった。

 なお、同期間の単位型株式投信の当初設定金額は計1253億円(設定本数6本)だった。
提供:モーニングスター社
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