「ソフトバンク&SBIグループ株式ファンド」が首位―2月の月間トータルリターンランク

 モーニングスターはこのほど、2月末を基準とした過去1カ月間のトータルリターンをランキングした(DC、SMA専用、ETF、およびブル・ベア型を除く純資産額10億円以上のファンドが対象)。

 過去1カ月間のトータルリターン上位では、「ソフトバンク&SBIグループ株式ファンド」<2005102803>が13.98%の上昇で第1位となった。第2位には「日本新興株オープン」<1996122709>が入り、13.54%の上昇。第3位は「証券ジャパン日本株オープン」<2004021001>で12.57%の上昇となった。第4位が「ニューセンチュリーオープン」<1993102901>で11.89%の上昇、第5位が「DIAM 新興市場日本株ファンド」<2007112902>で10.76%の上昇となり、上位5本すべてが国内株式ファンドとなった。

 2月の国内株式市場は、前半は日銀の白川方明総裁が任期前の辞任を表明したことで金融緩和強化が早期に進むとの期待が高まり、後半は日銀新総裁の候補者として金融緩和に前向きな黒田東彦・アジア開発銀行総裁を推す人事案が提示されたことなどが上昇要因となったほか、G20(主要20カ国・地域)財務相・中央銀行総裁会議では日本に対する円安誘導批判がなかったことから円安・ドル高基調が続き、TOPIX(東証株価指数)は前月末比3.77%の上昇となった。こうしたなか、上位3本が、国内株式の大型グロース、小型グロース、中型グロースのカテゴリーのファンドが並び、国内成長株に投資するファンドの上昇が目立った。

 一方、トータルリターン下位では、「HSBC インド・インフラ株式オープン」<2009100101>が8.64%の下落、「BR・ゴールド・メタル・オープンAコース」<1995022404>が8.39%の下落、「BR・ゴールド・メタル・オープンBコース」<1995022405>が8.38%の下落などと続き、インド株式ファンド、資源関連ファンドの下落が目立った。
提供:モーニングスター社
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