ＳＭＢＣ日興証券は１１日、Ｎｉｋｋｏファンドセミナー「台頭する『新経済成長国』の実力に迫る！」と題し、新経済成長国の事情に詳しい運用会社３社の担当者を招いてパネルディスカッションを行った。同時に、こうした新経済成長国に注目し、３月２６日に設定が予定されている「日興・新経済成長国エクイティ・ファンド（愛称：ＥＧ５）」の仕組みなどの解説も行った。

　パネルディスカッションでは、松田宇充・ＨＳＢＣ投信代表取締役社長がメキシコ経済の魅力などについて語り、米国の製造拠点として経済発展を遂げた面や、メキシコの自動車生産台数の伸張など、メキシコ経済の発展について述べた。川嶋昭臣・ＪＰモルガン・アセット・マネジメント投資信託部部長はインドネシアの魅力について語り、堅調な経済成長を続ける見通しであること、ＡＳＥＡＮ（東南アジア諸国連合）による恩恵が期待出来る点、消費拡大などといった注目点について語った。田中尚史・ＢＮＰパリバ　インベストメント・パートナーズ投資信託営業部部長はトルコの経済が一部の経済圏に依存しないこと、ビジネスの中心地となり得るなど地理的好条件があることや、人口などの魅力について述べた。また、朝倉智也・モーニングスター代表取締役社長がコーディネーターを務め、新経済成長国の魅力についても語っている。
提供：モーニングスター社