3月は高レーティングが人気も、米国とのカイ離は依然として大

 14年3月末時点における国内公募追加型株式投資信託の純資産額をモーニングスターレーティング別にみると、最高評価の5つ星が2.4兆円(前月末比1.2%増)、4つ星は8.9兆円(同4.2%増)、3つ星は15.0兆円(同4.0%増)といずれも増加する一方で、2つ星が12.7兆円(同2.3%減)、1つ星は2.6兆円(同0.7%減)となったほか、レーティング対象外(おおむね設定から3年未満のファンド)も8.9兆円(同0.6%減)となった。3つ星以上の合計は26.4兆円(同3.8%増)となっており、3月は高レーティングファンドの好調さが目立った。

 シェア別では、第1位が3つ星の29.6%、第2位は2つ星の25.1%、第3位はレーティング対象外の17.6%となっており、5つ星は4.8%と最も低くとどまった。米国では、3つ星以上のファンドのシェアが86%(14年2月末時点)を超える一方、レーティング対象外は4%以下(同)にとどまっており、あきらかに長期の運用実績、かつ、高レーティングファンドに投資家の資金が集る傾向がある。中・長期の投資を前提に導入されたNISA(少額投資非課税制度)を機に、今後は日本でも、より長期の運用実績を有するファンドに投資家の関心が集まることが期待される。
提供:モーニングスター社
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