「日経225連動型上場投資信託」が純資産残高2兆円突破、1年で4000億円以上流入

 東証上場の日経平均株価連動型ETF(上場投資信託)「日経225連動型上場投資信託」の純資産残高が6月19日、2兆165億円となり、国内上場ETFとして初めて2兆円の大台を突破した。日経平均株価に連動する代表的なETFとして、01年7月の設定以来、安価な取引コストで効率的に分散投資ができる魅力から大きく純資産を伸ばしてきた。同ファンドの純資金流入額は14年5月末までの過去1年間で4455億円と、投信協会登録の国内上場ETF119本のうちトップだ。

 純資産残高が大幅に増加しているETFは「日経225連動型上場投資信託」だけではない。TOPIX連動型ETFの「TOPIX連動型上場投資信託」は6月19日時点の純資産残高が1兆6787億円と、国内上場ETFとしては第2位。ETFを除いた国内公募追加型株式投信で純資産残高が第1位の「フィデリティ・USハイ・イールドF」の1兆3185億円を大きく上回る。

 もっとも、これらの国内残高上位のETFも、米国上場ETFに比べればまだ規模は小さい。14年5月末時点で、米国では「SPDR S&P 500」が純資産残高1601億ドル(約16.3兆円)で首位となっており、「日経225連動型上場投資信託」の約8倍となる。
提供:モーニングスター社
Feature & Column 特集&コラム
  • 特集&コラム読み込み中です
このページのTOPへ
この情報は、ウエルスアドバイザー株式会社が信頼できると判断したデータにより作成しましたが、その正確性、安全性等について保証するものではありません。
また、このページは、投資判断の参考としての情報提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としてはいません。
このページで提供している情報、記事、画像、図表などの転用、販売、再配信は固く禁じます。

当サイトに表示されている広告の一部はヤフー株式会社に配信を委託しています。ヤフー株式会社から配信される広告が表示されるページを訪問した際には、ヤフー株式会社も同社のcookies情報を取得いたします。そこで収集されるcookies情報については当社に提供・開示されることはなく、ヤフー株式会社が定めるプライバシーの考え方にしたがって管理されます。くわしくはこちらをご覧ください。また、ヤフー株式会社から配信される行動ターゲティング広告についてはこちらをご覧下さい。