ブラジル、ロシア株に投資するファンドが上位――10月16日まで1カ月間のトータルリターンランク
モーニングスターがまとめた10月16日までの過去1カ月間のトータルリターン(全2833ファンド、含むETF)のランキングでは、2016年夏季五輪開催が決定したブラジルやロシアなどの新興国株式に投資するファンドが上位に並んだ。
1位となったのは「HSBC ブラジル株式ファンド(3カ月決算型)」<2008073108>で、19.54%と大きな上昇となった。上位10ファンドにはブラジル株式に投資するファンドが7本入るなど、ブラジル株式ファンドは全般的に大きな上昇を示した。この間に進んだドル安の影響を受けたことに加え、米国株式の上昇を受けリスク資産への投資も活発化したことも追い風となった。
一方、2位には「ダイワ・ロシア株ファンド」<2008022601>が入るなど、ロシアや東欧の株式に投資するファンドも上昇している。ロシア中銀が9月29日に利下げを行ったことや、原油価格が堅調に推移していることでロシア経済への楽観的な見方が広がったことが背景にあるようだ。
一方、原油のショート型のファンドやベア型のファンド、日本の金融株に投資するファンドの下落が目立った。
提供:モーニングスター社
1位となったのは「HSBC ブラジル株式ファンド(3カ月決算型)」<2008073108>で、19.54%と大きな上昇となった。上位10ファンドにはブラジル株式に投資するファンドが7本入るなど、ブラジル株式ファンドは全般的に大きな上昇を示した。この間に進んだドル安の影響を受けたことに加え、米国株式の上昇を受けリスク資産への投資も活発化したことも追い風となった。
一方、2位には「ダイワ・ロシア株ファンド」<2008022601>が入るなど、ロシアや東欧の株式に投資するファンドも上昇している。ロシア中銀が9月29日に利下げを行ったことや、原油価格が堅調に推移していることでロシア経済への楽観的な見方が広がったことが背景にあるようだ。
一方、原油のショート型のファンドやベア型のファンド、日本の金融株に投資するファンドの下落が目立った。
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