ハイリスク・ハイリターン志向の投資家向け、新興国株型ブルベアファンドが国内初登場
SBIアセットマネジメントの「新興国株トリプル・ブルベアオープン」が8月11日に新規設定された。海外のETFを活用して、新興国株式のおおむね3倍程度の値動きを目指す「新興国株トリプル・ブル」「新興国株トリプル・ベア」の2本で構成される。これまでは、日本や米国などの先進国か、新興国ではブラジルやインド、中国などの単一国に投資を行うファンドは存在したが、複数の新興国に分散投資を行うタイプとしては国内初の設定であり、当初はSBI証券の独占販売となっている。
14年7月末時点におけるブルベアファンドの純資産額(SMA、ETFを除く国内公募追加型株式投信が対象)は2495億円となっているが、そのうち90%以上が日本株型で、新興国株型はわずか4%程度にとどまり、その存在感はこれまで小さかった。ただし、世界的にマーケットの変動率が高まる場合には、先進国よりも新興国の値幅の方が大きくなる傾向があり、ハイリスク・ハイリターンを望む投資家の需要を取り込むことができれば人気が高まる可能性がある。
提供:モーニングスター社
14年7月末時点におけるブルベアファンドの純資産額(SMA、ETFを除く国内公募追加型株式投信が対象)は2495億円となっているが、そのうち90%以上が日本株型で、新興国株型はわずか4%程度にとどまり、その存在感はこれまで小さかった。ただし、世界的にマーケットの変動率が高まる場合には、先進国よりも新興国の値幅の方が大きくなる傾向があり、ハイリスク・ハイリターンを望む投資家の需要を取り込むことができれば人気が高まる可能性がある。
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