SBIアセット「My−ラップ」設定額は52億円、スマートベータなど“ラップ型”で提供

 SBIアセットマネジメントは11日、“ラップ型”ファンドの「SBIグローバル・ラップファンド(愛称:My−ラップ)」を設定した。設定額は積極的にリターンを狙う「積極型」が35億円、リスクを抑えた「安定型」は17億円で、両コース合計で52億円となった。今年(11月末まで)設定された国内公募追加型株式投信(確定拠出年金専用ファンド、ラップ口座専用ファンド、ETFなどを除く)のうち、初日の設定額としては「積極型」がモーニングスター大分類「バランス型」に属するファンドとしてトップ10に入った。バランス型のうち年1回決算型に限ると第3位と、高い人気を集めた(*)。

 顧客の要望に応じて投資対象や資産配分を決める「オーダーメイド型」のラップ口座が富裕層を中心に人気を集めるなか、当ファンドはこうしたコンセプトを少額から投資可能な投資信託として実現。当ファンドを販売するSBI証券のウェブサイト上でいくつかの質問に答えるだけで、投資家のリスク許容度や投資目的などに合ったコースを選ぶことができる。

 投資対象は国内外の株式や債券、REIT(不動産投資信託)、ヘッジファンドと幅広く、「積極型」は13ファンド、「安定型」は10ファンドをファンド・オブ・ファンズの形式で運用する。財務指標などに基づいた銘柄選別により、従来型のインデックスファンドより優れたパフォーマンスを目指す「スマートベータ」ETF(上場投資信託)を中心に組み入れる点が特徴だ。実際、当ファンドで組み入れる米国株式のスマートベータETF「グッゲンハイムS&P 500イコール・ウエートETF」の累積リターンは過去10年(14年11月末時点)でS&P500種株価指数を28%上回る。

 ファンドの選定はモーニングスター・アセット・マネジメントが助言。ETFは定量評価のモーニングスターレーティングが3ツ星以上を条件に厳選している。

 (*)設定日初日の純資産額を設定額の近似値としてランキング
提供:モーニングスター社
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