バンガード米国籍ETF50本追加、10日夜からネット証券3社で購入可能

 バンガード・インベストメンツ・ジャパンは9日、米国籍ETF(上場投資信託)50本を新たに日本で提供すると発表した。10日夜から、SBI証券、マネックス証券、楽天証券が取り扱いを開始する。今回の50本追加で、日本で購入可能なバンガードのETFは計67本となる。

 50本の内訳は、株式ETFが38本、債券ETFは12本。株式ETFはグローバル・地域株式型のETFを3本追加したほか、米国株式は規模別、スタイル別のラインアップを大幅に増やし、セクターETFも10本投入した。債券ETFは米国の債券に投資するETFを追加。短期から超長期まで幅広い年限をカバーし、種別も国債だけでなく社債や物価連動債、モーゲージ担保証券まで拡充した。

 バンガードはインデックスファンド最大手として知られ、業界屈指の低コストを強みに人気を集める。近年はETFのシェアも拡大。15年1月末時点の米国籍ETFの純資産残高は4340億ドル(約51兆円)となり、ステート・ストリートを抜き第2位に浮上した。
提供:モーニングスター社
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