三井住友アセット、低コストのバランス型ファンド4本をインターネット直販開始へ (更新)

 三井住友アセットマネジメントは23日、インターネットで投資信託の直接販売を開始すると発表した。直接販売とは、運用会社が販売会社を経由せずに投資家に直接商品を販売することを言い、投資家はコストを抑えることができるメリットがある。4月1日より国内のホームページ上で口座開設の受け付けを開始する。

 対象となるのは、これまで主に確定拠出年金(以下、DC)向けで販売されてきた、「SMAM・グローバルバランスファンド(機動的資産配分型)」、「三井住友・ライフビュー・バランスファンド30(安定型)」(以下、「30」)、「三井住友・ライフビュー・バランスファンド50(標準型)」(以下「50」)、「三井住友・ライフビュー・バランスファンド70(積極型)」の4本のバランス型ファンド。いずれも購入時の手数料を無料とする。

 モーニングスターの調べでは、「三井住友・ライフビュー・バランスファンド」シリーズの3本は、これまでもSBI証券など一部のネット証券を通じて購入が可能であったが、保有期間中のコストである信託報酬など(監査報酬など含む、税込み)は、いずれもモーニングスターのカテゴリー平均を下回っており、なかでも「30」は信託報酬が0.98%と、カテゴリー平均と比較して0.51%低い。低コストであることが長期の運用成績にも良い影響を与えており、モーニングスターレーティングはすべてのファンドが3ツ星以上で、うち、「30」と「50」の2本が2月末時点で4ツ星となっている。

 「SMAM・グローバルバランスファンド(機動的資産配分型)」は、DC向け以外では初めて投資家が購入可能となった。国内外の株式・債券に分散投資をしながら、市場環境に合わせ、機動的に資産配分の変更を行うが、信託報酬等(同)は0.64%と非常に低く抑えられており、資産運用のコアに欠かせない1本となりそうだ。

*上記の記事は、一部の情報を更新して再送します
提供:モーニングスター社
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