JPX400関連ファンド、3月は過去最大の流入規模―パッシブとアクティブの違いに注意
JPX日経インデックス400関連ファンド(注)の3月の純資金流出入額(モーニングスター推計値)は371億円の流入超過となり、過去最大の規模となった。国内株式型全体では1192億円の流出超過となるなど、投資家の関心の高さが覗える。
JPX日経インデックス400(以下、JPX400)は自己資本利益率(ROE)の高さなどに着目し400銘柄で構成された指数で、TOPIX(東証株価指数)などの時価総額加重平均などで算出される従来の指数とは異なる特徴を持つ。JPX400への連動を目指すことで、指数連動型のパッシブ運用でありながらアクティブ運用の側面を持つ運用ができる。
しかし、ひと口にJPX日経“インデックス”400関連ファンドと言っても、すべてがパッシブファンドではないことには注意が必要だ。15年3月末時点で、JPX400に連動するパッシブファンドが17本と、JPX400を上回るリターンを目指すアクティブファンドが7本存在する。信託報酬など(税込み)の平均値をみると、JPX400のパッシブファンドは0.58なのに対してアクティブファンドは1.47%とコスト面で大きな差がある。
JPX日経インデックス400関連ファンドに投資する際は、パッシブファンドなのかアクティブファンドなのか理解して投資することが重要だ。事前に目論見書などで確認するとよいだろう。
(注)名称に「JPX」を含む国内公募追加型株式投信(確定拠出年金専用、ファンドラップ専用、ETF等は除く)が対象
提供:モーニングスター社
JPX日経インデックス400(以下、JPX400)は自己資本利益率(ROE)の高さなどに着目し400銘柄で構成された指数で、TOPIX(東証株価指数)などの時価総額加重平均などで算出される従来の指数とは異なる特徴を持つ。JPX400への連動を目指すことで、指数連動型のパッシブ運用でありながらアクティブ運用の側面を持つ運用ができる。
しかし、ひと口にJPX日経“インデックス”400関連ファンドと言っても、すべてがパッシブファンドではないことには注意が必要だ。15年3月末時点で、JPX400に連動するパッシブファンドが17本と、JPX400を上回るリターンを目指すアクティブファンドが7本存在する。信託報酬など(税込み)の平均値をみると、JPX400のパッシブファンドは0.58なのに対してアクティブファンドは1.47%とコスト面で大きな差がある。
JPX日経インデックス400関連ファンドに投資する際は、パッシブファンドなのかアクティブファンドなのか理解して投資することが重要だ。事前に目論見書などで確認するとよいだろう。
(注)名称に「JPX」を含む国内公募追加型株式投信(確定拠出年金専用、ファンドラップ専用、ETF等は除く)が対象
提供:モーニングスター社