米ヘルスファンド、M&Aブーム・医療薬開発ラッシュを背景に資金流入額は過去最高
米投信市場で医療・ヘルスケア関連ファンドへの資金流入が加速している。米国籍オープンエンドファンド(ETF含む、MMF、ファンド・オブ・ファンズ除く)のうち、米モーニングスターカテゴリー「ヘルス」に属するファンドの15年3月の純資金流入はデータが確認できる1993年2月以降で過去最高の51億ドル(約6036億円)となり、00年2月以来15年1カ月ぶりに月次ベースで50億ドルを超えた。15年3月末時点の純資産総額も過去最大の1787億ドル(約21兆円)となっている。
医療・ヘルスケア関連ファンドが注目されている理由として、米国の医療・ヘルスケア業界でM&A(企業の合併・買収)ブームが続きその経済効果が大きいと見られていることや、製薬会社やバイオテクノロジー会社による医療薬の開発が活発になっていることなどが挙げられる。また、足元では米国で低金利が慢性化しており、高配当利回り銘柄が多い医療・ヘルスケア関連セクターへの投資ニーズが強まりやすい環境と言える。
提供:モーニングスター社
医療・ヘルスケア関連ファンドが注目されている理由として、米国の医療・ヘルスケア業界でM&A(企業の合併・買収)ブームが続きその経済効果が大きいと見られていることや、製薬会社やバイオテクノロジー会社による医療薬の開発が活発になっていることなどが挙げられる。また、足元では米国で低金利が慢性化しており、高配当利回り銘柄が多い医療・ヘルスケア関連セクターへの投資ニーズが強まりやすい環境と言える。
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