1兆円ファンドの座から陥落したグロソブ、国際債券としては良好な成績

 14日、国際投信投資顧問が運用する「グローバル・ソブリン・オープン(毎月決算型)」(以下、グロソブ)の純資産残高が1兆円を割り込み、9992億円となった。02年10月8日に1兆円を突破して以来、12年6カ月間守ってきた1兆円ファンドの座からついに陥落。08年8月8日に最大で5兆7685億円まで増えた純資産残高は、現在では5分の1以下に縮小した。純資金流出入をみると、08年10月から15年3月まで7年6カ月連続で流出超過が続いている。

 過去5年間のトータルリターン(年率)をカテゴリー別でみると、グロソブなど国際債券に投資をするファンド(注1)が7.3%上昇したのに対し、北米REITに投資をするファンド(注2)は16.0%、ハイイールド債券に投資をするファンド(注3)は10.0%上昇した。過去においてパフォーマンスが相対的に劣後したほか、足元では世界的な低金利環境下により、利回り益の投資妙味が低下したことで、グロソブの資金流出が加速したと考えられる。

 一方で、REITやハイイールド債券と比べて国際債券は安全資産としての側面を持つ。モーニングスターカテゴリー「国際債券・グローバル・含む日本(為替ヘッジなし)」内で比較すると、グロソブの3年間のトータルリターン(同)は12.54%とカテゴリー平均を上回り、上位3分の1に位置している。国際債券に投資するファンドの中ではグロソブのパフォーマンスは相対的に良好だ。

(注1)MSインデックス「国際債券・グローバル・含む日本(為替ヘッジなし)/類似(単純)」
(注2)MSインデックス「国際REIT・北米(為替ヘッジなし)/類似(単純)」
(注3)MSインデックス「国際債券・ハイイールド債(為替ヘッジなし)/類似(単純)」
提供:モーニングスター社
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