金価格上昇で金関連ファンドが好調

 金価格の過去最高値更新を受け、金関連ファンドの基準価格が好調に推移している。
 NY金先物価格は18日、取引時間中に1オンス当たり1153.4ドルまで上昇し、過去最高値を更新。終値でも1141.2ドルとなった。10月末時点の同価格は1040.4ドルであったため、11月に入ってから9.69%上昇したことになる。
 金価格に連動するファンドとしては、野村アセットマネジメントが7月に設定した通貨選択型ファンド「野村金先物投信(毎月分配型/年2回決算型)」シリーズなどがある。同シリーズでは「野村 金先物投信(南アフリカランド)毎月」<200907310A>が10月末時点との比較(基準価格ベース)で15.04%の上昇(18日時点、以下同)、「同 (南アフリカランド)年2回」<200907310D>が14.17%の上昇となったほか、「同(ブラジルレアル)毎月」<2009073109>も12.65%上昇するなど、各通貨コースともに大幅な上昇を見せている。
 また、9月設定のみずほ投信「MHAM 金先物ファンド(ロング型)」<2009090101>も10月末比で基準価格が8.77%上昇。金価格に連動するETFでは、金価格連動型上場投資信<1328.T>が5.0%、SPDRゴールド・シェア<1326.T>は6.63%上昇している。
 なお、今回の金価格上昇は、主要通貨に対してのドル下落をきっかけにした資産防衛による買い需要に加え、各国政府や中銀による金の保有拡大への思惑などが要因として挙げられている。
提供:モーニングスター社
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