セゾン投信の直販ファンド、残高1000億円突破
22日、セゾン投信が運用する「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」<2007031505>の純資産残高が1000億円を突破した。同ファンドはセゾン投信が銀行や証券会社など介さずに販売している「直販ファンド」である。07年3月に設定以来、安定した資金流入が続き、過去98カ月間のうち、93カ月が流入超過となっている。
同ファンドは、バンガード社のインデックスファンドを8本組み入れ、幅広い資産に投資するバランス型のファンドである。15年5月時点の同ファンドの販売手数料は無料で、信託報酬など(監査報酬やその他費用など含む、税込み)は0.74%と、モーニングスターカテゴリー「バランス」平均(確定拠出年金向けファンド、ラップ口座専用ファンド、ETFなど除く)の1.49%と比較して半分以下に抑えられている。
しかし、最近では、低コストで商品を提供するネット証券の台頭や、ETF(上場投資信託)など低コスト商品の増加を受けて、同ファンドのコストにおける優位性は薄れつつある。そんななか、セゾン投信が残高を伸ばしているのは、コスト以外にも投資家に支持される「直販ならでは」の理由がある。同社は、ファンドマネジャーやアナリストが投資環境について解説する動画をインターネット上で配信しているほか、全国各地でのセミナーを頻繁に開催することで、投資家目線に立った情報を提供しており、着実にファンを増やしている。
提供:モーニングスター社
同ファンドは、バンガード社のインデックスファンドを8本組み入れ、幅広い資産に投資するバランス型のファンドである。15年5月時点の同ファンドの販売手数料は無料で、信託報酬など(監査報酬やその他費用など含む、税込み)は0.74%と、モーニングスターカテゴリー「バランス」平均(確定拠出年金向けファンド、ラップ口座専用ファンド、ETFなど除く)の1.49%と比較して半分以下に抑えられている。
しかし、最近では、低コストで商品を提供するネット証券の台頭や、ETF(上場投資信託)など低コスト商品の増加を受けて、同ファンドのコストにおける優位性は薄れつつある。そんななか、セゾン投信が残高を伸ばしているのは、コスト以外にも投資家に支持される「直販ならでは」の理由がある。同社は、ファンドマネジャーやアナリストが投資環境について解説する動画をインターネット上で配信しているほか、全国各地でのセミナーを頻繁に開催することで、投資家目線に立った情報を提供しており、着実にファンを増やしている。
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