公募投信の純資産総額、100兆円を突破―5月の投信協会概況
11日に発表された投信協会の統計によると、5月の公社債投信を含む公募投信の純資産額が前月比3兆2937億円増の102兆4574億円と大台を突破した。12カ月連続で過去最高を更新している。
株式投信のうち国内株式に投資するファンドの資金流出入(設定から解約・償還を差し引いた増減)は、5710億円の純資金流入と、3カ月連続の流入超過となった。日経平均株価が前月末比6%以上の大幅上昇となった14年11月や15年2月は、ともに利益確定の売りからそれぞれ1兆3320億円、1665億円の流出超過となっていた。しかし、5月は日経平均株価が27年3カ月ぶりの11連騰を記録し、前月末比5.08%と大幅上昇したにもかかわらず、流入超過を維持した。投資家が日本株に対して長期運用のスタンスに切り替えている可能性がある。
海外資産への資金流入も継続している。海外株式に投資するファンドの純資金流出入は、707億円の純資金流入と、12カ月連続の流入超過を記録し、純資産額は8兆48億円となった。また、海外REIT(不動産投資信託)に投資するファンドは1249億円の純資金流入と、6カ月連続の流入超過を記録し、純資産額は5兆8368億円となった。海外債券に投資するファンドの純資金流出入は、178億円の純資金流入と、5カ月連続の流入超過を記録し、純資産額は17兆8614億円となった。
なお、単位型を含む株式投信の資金流出入は1兆1834億円の純資金流入と、6カ月連続の流入超過を記録した。純資産額は、84兆4783億円と、11カ月連続で過去最高を更新している。
提供:モーニングスター社
株式投信のうち国内株式に投資するファンドの資金流出入(設定から解約・償還を差し引いた増減)は、5710億円の純資金流入と、3カ月連続の流入超過となった。日経平均株価が前月末比6%以上の大幅上昇となった14年11月や15年2月は、ともに利益確定の売りからそれぞれ1兆3320億円、1665億円の流出超過となっていた。しかし、5月は日経平均株価が27年3カ月ぶりの11連騰を記録し、前月末比5.08%と大幅上昇したにもかかわらず、流入超過を維持した。投資家が日本株に対して長期運用のスタンスに切り替えている可能性がある。
海外資産への資金流入も継続している。海外株式に投資するファンドの純資金流出入は、707億円の純資金流入と、12カ月連続の流入超過を記録し、純資産額は8兆48億円となった。また、海外REIT(不動産投資信託)に投資するファンドは1249億円の純資金流入と、6カ月連続の流入超過を記録し、純資産額は5兆8368億円となった。海外債券に投資するファンドの純資金流出入は、178億円の純資金流入と、5カ月連続の流入超過を記録し、純資産額は17兆8614億円となった。
なお、単位型を含む株式投信の資金流出入は1兆1834億円の純資金流入と、6カ月連続の流入超過を記録した。純資産額は、84兆4783億円と、11カ月連続で過去最高を更新している。
提供:モーニングスター社