「野村エマージング債券投信(レアル)毎月」が1位に――11月の純資産増加額ランキング

 モーニングスターが評価対象とする追加型株式投信2839本について、11月(10月30日−11月30日まで)の1カ月間の純資産総額の増減をランキングした。この間、増加額で1位となったのは「野村エマージング債券投信(レアル)毎月」」<2009111708>で、11月末時点での純資産総額は1376億円超となった。同ファンドは11月17日設定であり、2位の「SMBC・日興ニューワールド債券(レアル)」<200910300D>は10月30日設定、3位の「ダイワ・ブラジル株式オープンーリオの風−」<2009112502>は11月25日設定と、直近上場のファンドが人気を集めている。純資産増加額上位10ファンド中、4ファンドがこの間に設定された新規のファンドとなっている。既存ファンドでは、5位には「HSBCブラジルオープン」<2006033106>が入り、10月に続き純資産の増加が続いている。
 純資産が増えたファンドの本数は、2839本中492本と10月の1231本から大きく落ち込んでいる。一方、減少したファンドは2264本と大きく増加した(変わらずは83本)。11月は日本株式が大きく下落したことや、円高が一時強まる場面があったことが海外資産に投資するファンドにマイナスとなった。
 純資産総額が減少したファンドでは、「グローバル・ソブリン・オープン(毎月決算型)」<1997121801>、「マイストーリー分配型(年6回)Bコース」<2005053002>が上位となった。
提供:モーニングスター社
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