ETFの世界NO.1ブランド「iシェアーズ」が東証に低コストETFなど4銘柄を新規上場

 ブラックロック・ジャパンは、同社グループのETF(上場投資信託)ブランド「iシェアーズ」として、日本株やJリートを投資対象とする4銘柄を10月20日に東京証券取引所に新たに上場すると発表した。

 信託報酬は、TOPIX連動型の「iシェアーズ TOPIX ETF」<1475.T>が0.06%、東証REIT指数連動型の「iシェアーズ Jリート ETF」<1476.T>が0.16%となっており、モーニングスターの調べではTOPIX連動型、東証REIT指数連動型としてはいずれも最も低コストの商品設計となっている。さらに前者は、16年8月9日までの期間限定で信託報酬を0.025%へ引き下げる予定。こうした取り組みは国内初のことであり、TOPIX連動型ETFの純資産額が過去3年間で約4倍に拡大する中、投資家の資金がどれだけ集まるか、注目される。

 「iシェアーズ MSCI ジャパン高配当利回り ETF」<1478.T>、「iシェアーズ MSCI 日本株最小分散 ETF」<1477.T>はいずれもストラテジックベータ型(米モーニングスターによるスマートベータ型の呼称)のETFである。ストラテジックベータ型ETFは、国内ではJPX日経インデックス400連動型が中心であり、投資家には分散投資の新たな選択肢が提供される。

 ちなみに、「iシェアーズ」は15年8月末時点における純資産額が1兆440億ドル(約125兆円)と、過去5年間で約2倍に拡大し、全世界でトップシェア(約37%)を誇る世界最大のETFブランドである。13年には、米国モーニングスターの「ベスト・ETF・プロバイダー」の4部門のうち、米国株式部門、国際株式部門、債券(課税債)部門の3部門で受賞した実績を有する。
提供:モーニングスター社
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