2010年1月前半の新設ファンドは5本、絶対収益追求型のファンドが設定

 モーニングスターがまとめた2010年1月前半(1月1日から15日)の新規設定の追加型ファンドの本数は5本(2009年12月25日時点)。2009年12月前半の27本から大きく低下した。ただ、例年1月前半は2009年が6本、2008年1月が9本と少なく、設定が本格化するのは1月後半以降となりそうだ。
 新設ファンドでは、大和投資信託が日本株のブル・ベアファンド「ベア1.5倍日本株ポートフォリオ2」、「ブル2.5倍日本株ポートフォリオ2」を設定するほか、BNYメロンAMが「BNYメロン・CTAオープン」を設定する。
 「BNYメロン・CTAオープン」は、レラティブ・バリュー戦略(適正価格に対する割安/割高で売り・買いを行う戦略)、トレンドフォロー(市場のトレンドに追随する)戦略タイプのCTA(商品投資顧問業者)とヘッジファンドの2つの運用戦略を用いた絶対収益追求型のファンド。2つのヘッジファンドの運用戦略を活用したファンドは珍しい。
提供:モーニングスター社
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