野村アセットのスマホアプリ「マネビー」、日常的に使える「マネー」の「学び」コンテンツを提供
野村アセットマネジメントは3月6日、ロボットアドバイザー「Funds Robo」を組み入れたスマートフォンアプリ「moneby(マネビー)」を提供開始した。「マネビー」は、東京大学発のFinTechベンチャーであるFinatext社と共同開発し、初心者向け学習機能なども搭載し、日常的に使えるアプリとしている。同アプリの開発の狙いと今後の展望について野村アセットマネジメント投資信託営業企画部シニア・マネージャーの芹澤譲二氏と投資信託営業統括部戦略推進チームマネージャーの瀧本淳氏に聞いた。
――「Funds Robo」は今年1月にリニューアルしたが、リニューアルへの反応は?
芹澤 1月のリニューアルは質問項目を増やして、より精緻な診断結果を提供することにした。7つの質問によって、「Funds−i」シリーズのインデックスファンドを使って実現できる2万5470通りのポートフォリオから結果を例示する。また、おおよそのリスク・リターンの水準を満たすバランス型ファンドを例示するようになった。
「Funds Robo」は首都大学東京の内山朋規教授の監修のもと、学術的な研究成果も踏まえて客観的なデータ分析に基づく資産運用診断を提供している。「Funds Robo」は、Funds−iシリーズの専用サイト内で提供しているが、リニューアル以来、ページビュー、ユニークユーザともにリニューアル前の約2倍になっている。
――スマホアプリ「マネビー」開発の意図は?
芹澤 そもそも「Funds Robo」のWeb版を開発していた時から、アプリ開発は視野に入っていた。近年、20代、30代の方々はPCを持っていない方もいて、インターネットへのアクセスはスマートフォンが中心になっている。実際に、Web版の「Funds Robo」の利用状況をみても、40代の利用者が中心で、40代と50代を合わせると半数を超える。20代の利用者は10%程度にとどまる。スマホアプリを投入することによって、より若い方々に利用していただきたいと考えている。
――「マネビー」でできることは?
瀧本 5つの機能がある。「マネビー」というネーミングは、「マネー」と「学び」を掛け合わせた造語で、「投資」や「ファンド」よりも一般的な金融ワードである「マネー」を使うことで、広がりのあるサービスにしていく意志を表した。開発を担当したFinatext社は、金融に関する知識はしっかりしているが、若い会社で若い感性で、分かり易いUI(ユーザインターフェイス)の開発などに優れている。
一つは「Funds Robo」の機能。また、「予想ゲーム」として、日経225とNYダウの翌営業日の騰落を「上がる」「変わらない」「下がる」の3択で答えてもらう。日米の株価指数を用意したことによって、日中にはNYダウ、夜間は日経225を予想することで、日夜でゲームに参加していただける。
そして、「掲示板」機能では、意見交換が気軽にできるようにした。「スクール」機能は、「日経平均株価とは」「TOPIXとは」など、用語解説をはじめ、投資手法の解説など、金融に関するわかりやすい学びの場を提供する。加えて、「プロフィール」では、アクセス履歴や過去のFunds Roboでの診断結果などがわかるようにした。
一方、「マネビー」の特徴として、「予想ゲーム」に参加するなど、「マネビー」を利用することで「投資IQ」というポイントを付与していく。この「投資IQ」を貯めることによって、何らかの優待サービスを提供する予定だ。楽しみながら、日常的に使っていただくサービスとして「マネビー」の定着を目指したい。
――今後の「Funds−i」シリーズの展望は?
芹澤 「Funds−i」は基本的なインデックスファンドのシリーズ16本で構成され、それに加え、米国ハイイールド債や米国株式配当貴族などサテライト的に使う「フォーカス」シリーズ4本。そして、バランス型ファンド「My Funds−i」シリーズ5本。合計で25本のファンドをご提供させていただいている。
そして、サポートツールとしての「Funds Robo」や「投信アシスト」などや、「インデックスファンド活用術」などのコンテンツを提供する専用ホームページを作っている。
すでに50社を超える販売会社でお取扱いいただいているが、現在、販売員向けのサポートツールの開発を検討しており、販売員の方々のサポートを今後も継続していきたい。資産形成のコアからサテライトまで、常に使っていただけるファンドシリーズとして育てていきたい。
提供:モーニングスター社
――「Funds Robo」は今年1月にリニューアルしたが、リニューアルへの反応は?
芹澤 1月のリニューアルは質問項目を増やして、より精緻な診断結果を提供することにした。7つの質問によって、「Funds−i」シリーズのインデックスファンドを使って実現できる2万5470通りのポートフォリオから結果を例示する。また、おおよそのリスク・リターンの水準を満たすバランス型ファンドを例示するようになった。
「Funds Robo」は首都大学東京の内山朋規教授の監修のもと、学術的な研究成果も踏まえて客観的なデータ分析に基づく資産運用診断を提供している。「Funds Robo」は、Funds−iシリーズの専用サイト内で提供しているが、リニューアル以来、ページビュー、ユニークユーザともにリニューアル前の約2倍になっている。
――スマホアプリ「マネビー」開発の意図は?
芹澤 そもそも「Funds Robo」のWeb版を開発していた時から、アプリ開発は視野に入っていた。近年、20代、30代の方々はPCを持っていない方もいて、インターネットへのアクセスはスマートフォンが中心になっている。実際に、Web版の「Funds Robo」の利用状況をみても、40代の利用者が中心で、40代と50代を合わせると半数を超える。20代の利用者は10%程度にとどまる。スマホアプリを投入することによって、より若い方々に利用していただきたいと考えている。
――「マネビー」でできることは?
瀧本 5つの機能がある。「マネビー」というネーミングは、「マネー」と「学び」を掛け合わせた造語で、「投資」や「ファンド」よりも一般的な金融ワードである「マネー」を使うことで、広がりのあるサービスにしていく意志を表した。開発を担当したFinatext社は、金融に関する知識はしっかりしているが、若い会社で若い感性で、分かり易いUI(ユーザインターフェイス)の開発などに優れている。
一つは「Funds Robo」の機能。また、「予想ゲーム」として、日経225とNYダウの翌営業日の騰落を「上がる」「変わらない」「下がる」の3択で答えてもらう。日米の株価指数を用意したことによって、日中にはNYダウ、夜間は日経225を予想することで、日夜でゲームに参加していただける。
そして、「掲示板」機能では、意見交換が気軽にできるようにした。「スクール」機能は、「日経平均株価とは」「TOPIXとは」など、用語解説をはじめ、投資手法の解説など、金融に関するわかりやすい学びの場を提供する。加えて、「プロフィール」では、アクセス履歴や過去のFunds Roboでの診断結果などがわかるようにした。
一方、「マネビー」の特徴として、「予想ゲーム」に参加するなど、「マネビー」を利用することで「投資IQ」というポイントを付与していく。この「投資IQ」を貯めることによって、何らかの優待サービスを提供する予定だ。楽しみながら、日常的に使っていただくサービスとして「マネビー」の定着を目指したい。
――今後の「Funds−i」シリーズの展望は?
芹澤 「Funds−i」は基本的なインデックスファンドのシリーズ16本で構成され、それに加え、米国ハイイールド債や米国株式配当貴族などサテライト的に使う「フォーカス」シリーズ4本。そして、バランス型ファンド「My Funds−i」シリーズ5本。合計で25本のファンドをご提供させていただいている。
そして、サポートツールとしての「Funds Robo」や「投信アシスト」などや、「インデックスファンド活用術」などのコンテンツを提供する専用ホームページを作っている。
すでに50社を超える販売会社でお取扱いいただいているが、現在、販売員向けのサポートツールの開発を検討しており、販売員の方々のサポートを今後も継続していきたい。資産形成のコアからサテライトまで、常に使っていただけるファンドシリーズとして育てていきたい。
提供:モーニングスター社