「日経225連動型」「国際株式REIT」が上位に―09年12月の投信市場

 モーニングスターがまとめた2009年12月の投信市場における類似ファンド分類ごとの1カ月リターン平均では、主要な類似ファンド分類平均の中では、国内外の株式市場が堅調だったことから、株式に投資するファンドの上昇が目立った。「日経225連動型」(30本)の過去1カ月のトータルリターンの平均が12.91%の上昇となり、国内株式市場の上昇を反映した形となった。
 また、「国際株式・REIT(為替ヘッジなし)」(39本)の過去1カ月のトータルリターンの平均は12.80%、「国際株式・北米(為替ヘッジなし)」(15本)は11.72%となった。09年12月の国内株式市場は、TOPIX(東証株価指数)が前月末比8.05%高と4カ月ぶりに上昇した。日銀による追加金融緩和策の発表や、ドバイでの信用不安の後退などから上昇基調を保った。NYダウは6カ月連続の上昇となった。
 一方、ドル・円が円安方向に動いたことから「国際債券・グローバル(為替ヘッジあり)」などの類似ファンド平均がマイナスとなったが、ファンド全体では総じて堅調なパフォーマンスを保った。
 12月に新規設定された追加型ファンドは計51本。12月18日設定の「フォルティス 中国環境関連株式投信」が474億円超と当初募集期間中では最も資金を集めたが、09年11月に大型設定が相次いだこともあり、やや低調な新規募集となった。
提供:モーニングスター社
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