6月の投信概況:株式投信は8カ月連続の流入超、残高は2カ月ぶり増加=投信協会
12日に発表された投資信託協会の統計によると、18年6月の株式投信(単位型含む)への資金流出入(設定から解約・償還を差し引いた増減)は1兆1943億円の流入超過と、8カ月連続の純資金流入となった。月末の純資産残高は、前月比8702億円増の99兆1469億円と2カ月ぶりに増加した。
株式投信のうち国内資産に投資するファンド全体では1兆144億円の流入超過と、2カ月ぶりの純資金流入となった。国内資産を分類別にみると、国内株式に投資するファンドは9791億円の流入超過と、2カ月ぶりの純資金流入となった。18年6月の国内株式市場は、米中貿易摩擦への懸念から後半に軟調推移となったが、株価の下落局面において、投資家の押し目買いの動きに資金が流入した。国内債券も169億円の流入超過と2カ月ぶりの純資金流入となった。一方、国内REIT(不動産投資信託)に投資するファンドは59億円の流出超過と7カ月ぶりの純資金流出となった。18年6月の国内REIT市場で東証REIT指数が上昇し一時約1年3カ月ぶりの高値を付ける中、利益を確定する動きが優勢となった。
株式投信のうち海外資産に投資するファンド全体では1406億円の流出超過と、10カ月連続の純資金流出となった。海外資産を分類別に見ると、海外株式以外の分類で流出超過となった。海外債券に投資するファンドは1186億円の流出超過と8カ月連続の純資金流出となった。海外REITに投資するファンドも608億円の流出超過と13カ月連続の純資金流出となった。一方、海外株式に投資するファンドは903億円の流入超過と17カ月連続の純資金流入となった。
また、18年6月の公募投信全体(株式投信+公社債投信)への資金流出入は1兆2965億円の流入超過と、14カ月連続の純資金流入となった。月末の純資産残高は前月比9724億円増の111兆7262億円と2カ月ぶりに増加した。
提供:モーニングスター社
株式投信のうち国内資産に投資するファンド全体では1兆144億円の流入超過と、2カ月ぶりの純資金流入となった。国内資産を分類別にみると、国内株式に投資するファンドは9791億円の流入超過と、2カ月ぶりの純資金流入となった。18年6月の国内株式市場は、米中貿易摩擦への懸念から後半に軟調推移となったが、株価の下落局面において、投資家の押し目買いの動きに資金が流入した。国内債券も169億円の流入超過と2カ月ぶりの純資金流入となった。一方、国内REIT(不動産投資信託)に投資するファンドは59億円の流出超過と7カ月ぶりの純資金流出となった。18年6月の国内REIT市場で東証REIT指数が上昇し一時約1年3カ月ぶりの高値を付ける中、利益を確定する動きが優勢となった。
株式投信のうち海外資産に投資するファンド全体では1406億円の流出超過と、10カ月連続の純資金流出となった。海外資産を分類別に見ると、海外株式以外の分類で流出超過となった。海外債券に投資するファンドは1186億円の流出超過と8カ月連続の純資金流出となった。海外REITに投資するファンドも608億円の流出超過と13カ月連続の純資金流出となった。一方、海外株式に投資するファンドは903億円の流入超過と17カ月連続の純資金流入となった。
また、18年6月の公募投信全体(株式投信+公社債投信)への資金流出入は1兆2965億円の流入超過と、14カ月連続の純資金流入となった。月末の純資産残高は前月比9724億円増の111兆7262億円と2カ月ぶりに増加した。
提供:モーニングスター社