9月の投信概況:株式投信は11カ月連続の流入超、残高は4カ月連続で増加=投信協会
12日に発表された投資信託協会の統計によると、18年9月の株式投信(単位型含む)への資金流出入(設定から解約・償還を差し引いた増減)は3104億円の流入超過と、11カ月連続の純資金流入となった。月末の純資産残高は、日米の株高などを背景に前月比3兆142億円増の103兆8246億円と4カ月連続で増加した。
株式投信のうち国内資産に投資するファンド全体では1770億円の流入超過と、4カ月連続の純資金流入となった。国内資産を分類別にみると、全分類で流入超過となった。国内株式に投資するファンドは1147億円の流入超過と、4カ月連続の純資金流入となった。18年9月の国内株式市場で日経平均株価は4カ月連続で上昇した。米国で半導体市場の先行き懸念が広がったことを受けて下落する場面もあったが、米国の景気先行指数の上昇を受けて為替相場で円安・ドル高が進んだことから、後半に大きく上昇した。国内債券も133億円の流入超過と4カ月連続の純資金流入となった。国内REIT(不動産投資信託)に投資するファンドは188億円の流入超過と2カ月連続の純資金流入となった。18年9月の国内REIT市場で東証REIT指数は反発した。国内株式市場の上昇を受けて、後半に強含んだ。
株式投信のうち海外資産に投資するファンド全体では761億円の流出超過と、13カ月連続の純資金流出となった。海外資産を分類別に見ると、海外株式以外の分類で流出超過となった。海外債券に投資するファンドは908億円の流出超過と11カ月連続の純資金流出となった。海外REITに投資するファンドも449億円の流出超過と16カ月連続の純資金流出となった。一方、海外株式に投資するファンドは850億円の流入超過と20カ月連続の純資金流入となった。
また、18年9月の公募投信全体(株式投信+公社債投信)への資金流出入は4772億円の流入超過と、17カ月連続の純資金流入となった。月末の純資産残高は前月比3兆1810億円増の116兆2851億円と4カ月連続で増加した。
提供:モーニングスター社
株式投信のうち国内資産に投資するファンド全体では1770億円の流入超過と、4カ月連続の純資金流入となった。国内資産を分類別にみると、全分類で流入超過となった。国内株式に投資するファンドは1147億円の流入超過と、4カ月連続の純資金流入となった。18年9月の国内株式市場で日経平均株価は4カ月連続で上昇した。米国で半導体市場の先行き懸念が広がったことを受けて下落する場面もあったが、米国の景気先行指数の上昇を受けて為替相場で円安・ドル高が進んだことから、後半に大きく上昇した。国内債券も133億円の流入超過と4カ月連続の純資金流入となった。国内REIT(不動産投資信託)に投資するファンドは188億円の流入超過と2カ月連続の純資金流入となった。18年9月の国内REIT市場で東証REIT指数は反発した。国内株式市場の上昇を受けて、後半に強含んだ。
株式投信のうち海外資産に投資するファンド全体では761億円の流出超過と、13カ月連続の純資金流出となった。海外資産を分類別に見ると、海外株式以外の分類で流出超過となった。海外債券に投資するファンドは908億円の流出超過と11カ月連続の純資金流出となった。海外REITに投資するファンドも449億円の流出超過と16カ月連続の純資金流出となった。一方、海外株式に投資するファンドは850億円の流入超過と20カ月連続の純資金流入となった。
また、18年9月の公募投信全体(株式投信+公社債投信)への資金流出入は4772億円の流入超過と、17カ月連続の純資金流入となった。月末の純資産残高は前月比3兆1810億円増の116兆2851億円と4カ月連続で増加した。
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