インデックスファンドに占める“満期日無し”の比率、18年は過去最高の92.5%

 満期日を設定しない投資信託が増加傾向にある。モーニングスターが評価対象としている国内公募追加型株式投信のうち、2013年の1年間に設定されたインデックスファンドで満期日を設定しないファンドの割合は46.6%だったが、2014年は50.9%、2015年は82.5%、2016年は78.9%、2017年は92.0%となり、2018年1−11月は92.5%と長期的に上昇傾向にあり、過去最高水準となっている。

この要因の一つとしてとして、つみたてNISAのインデックスファンドの指定条件に信託契約期間が無期限又は20年以上となっているあることが挙げられる。

 アクティブファンドについては満期日が設定されていないファンドの割合はインデックスファンドと比べて少ないものの、2013年時点では11.6%に過ぎなかったが、2018年1月−11月は34.1%となるなど緩やかな増加傾向がみられる。

 また、資産別の傾向を見るために2018年1月−10月までに設定されたファンドについて見てみると、モーニングスター大分類が「バランス型」に属するファンドの67.6%が満期日の設定がないのに対して、「国際株式型」で満期日の設定がないファンドは34.7%とほぼ半分にとどまる。これは「国際株式型」に属するテーマ型ファンドについては満期日の設定されたファンドが多くなる傾向にあることが影響している。
提供:モーニングスター社
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