インド株ファンドに反転の兆し、純資産額トップ10に返り咲くファンドも
市場環境の好転を受けて、インド株ファンドの純資産額が軒並み増加している。2018年10月末時点でモーニングスターカテゴリー「国際株式・インド(為替ヘッジなし)」に属していたアクティブファンドの2018年11月末時点の純資産額を見ると、全31ファンドが前月末時点と比べて増加した。10月末時点では29ファンドが前月末比で減少していた。
2018年11月のインド株式市場では、主要指数のSENSEX指数が前月比5.1%と3カ月ぶりに急反発した。通貨ルピーの堅調推移や原油安が好感された。同年9−10月にかけては、ルピー安によるインフレ懸念の台頭や中央銀行の金融引き締めが嫌気され、10%超下落していた。
インド株ファンドの中でも、「野村 インド株投資」は2018年11月末の純資産額が前月末比で556億円増加し、一般的な国内アクティブファンド(確定拠出年金およびファンドラップ専用、ETF等除く)全体において増加額がトップとなり、2018年8月末以来3カ月ぶりに対象ファンド全体での純資産額上位トップ10に返り咲いた。
インド株式市場を取り巻く環境については、11月30日に発表された2018年7−9月期GDP(国内総生産)が前年同期比7.1%増と4−6月期の同8.2%増から鈍化した点は懸念材料ではあるが、米利上げ打ち止め観測により通貨ルピー下落懸念が一服している。
提供:モーニングスター社
2018年11月のインド株式市場では、主要指数のSENSEX指数が前月比5.1%と3カ月ぶりに急反発した。通貨ルピーの堅調推移や原油安が好感された。同年9−10月にかけては、ルピー安によるインフレ懸念の台頭や中央銀行の金融引き締めが嫌気され、10%超下落していた。
インド株ファンドの中でも、「野村 インド株投資」は2018年11月末の純資産額が前月末比で556億円増加し、一般的な国内アクティブファンド(確定拠出年金およびファンドラップ専用、ETF等除く)全体において増加額がトップとなり、2018年8月末以来3カ月ぶりに対象ファンド全体での純資産額上位トップ10に返り咲いた。
インド株式市場を取り巻く環境については、11月30日に発表された2018年7−9月期GDP(国内総生産)が前年同期比7.1%増と4−6月期の同8.2%増から鈍化した点は懸念材料ではあるが、米利上げ打ち止め観測により通貨ルピー下落懸念が一服している。
提供:モーニングスター社