NY金5カ月ぶり高値、関連ファンドに注目
金融市場で金の先高観が広がっている。
金の国際的な指標であるニューヨーク金先物(期近)が4日、1トロイオンス=1246ドルを付け、2018年7月中旬以来約5カ月ぶりの水準まで上昇した。金価格は、米利上げの先行き停止観測を受けて、直近上昇基調にある。加えて、米中貿易摩擦による世界的な景気減速懸念やBrexit(英国のEU<欧州連合>離脱)を巡る懸念などを背景に世界の金融市場でリスク回避の意識が高まっていることも下支え要因となっている。
2018年11月末時点で、金関連の国内公募ファンド(確定拠出年金およびファンドラップ専用除く)のうち、モーニングスターレーティングが4ツ星以上で、純資産残高が100億円以上のファンドは、「ピクテ・ゴールド」<2011122807>と「三菱UFJ 純金ファンド」<2011020701>の2本がある。
「ピクテ・ゴールド」はファンドへの投資を通じて実質的に金の現物に投資し、「三菱UFJ 純金ファンド」は国内ETF「純金上場信託(現物国内保管型)」への投資を通じて国内の取引所における金価格の値動きをとらえることを目指す。産金国の金鉱企業や金先物取引に投資する他のファンドに比べてコスト面で優位性があり、2018年11月末時点の信託報酬等(税込)は、「ピクテ・ゴールド」が0.75%、「三菱UFJ 純金ファンド」が0.97%と、モーニングスターのフィーレベル・カテゴリー「コモディティ・アクティブ」内でそれぞれ「安い」(5段階で最も低コスト)、「平均より安い」(5段階で2番目に低コスト)となっている。
提供:モーニングスター社
金の国際的な指標であるニューヨーク金先物(期近)が4日、1トロイオンス=1246ドルを付け、2018年7月中旬以来約5カ月ぶりの水準まで上昇した。金価格は、米利上げの先行き停止観測を受けて、直近上昇基調にある。加えて、米中貿易摩擦による世界的な景気減速懸念やBrexit(英国のEU<欧州連合>離脱)を巡る懸念などを背景に世界の金融市場でリスク回避の意識が高まっていることも下支え要因となっている。
2018年11月末時点で、金関連の国内公募ファンド(確定拠出年金およびファンドラップ専用除く)のうち、モーニングスターレーティングが4ツ星以上で、純資産残高が100億円以上のファンドは、「ピクテ・ゴールド」<2011122807>と「三菱UFJ 純金ファンド」<2011020701>の2本がある。
「ピクテ・ゴールド」はファンドへの投資を通じて実質的に金の現物に投資し、「三菱UFJ 純金ファンド」は国内ETF「純金上場信託(現物国内保管型)」への投資を通じて国内の取引所における金価格の値動きをとらえることを目指す。産金国の金鉱企業や金先物取引に投資する他のファンドに比べてコスト面で優位性があり、2018年11月末時点の信託報酬等(税込)は、「ピクテ・ゴールド」が0.75%、「三菱UFJ 純金ファンド」が0.97%と、モーニングスターのフィーレベル・カテゴリー「コモディティ・アクティブ」内でそれぞれ「安い」(5段階で最も低コスト)、「平均より安い」(5段階で2番目に低コスト)となっている。
提供:モーニングスター社