11月の投信概況:株式投信は13カ月連続の流入超、残高は2か月ぶりに増加=投信協会
13日に発表された投資信託協会の統計によると、18年11月の株式投信(単位型含む)への資金流出入(設定から解約・償還を差し引いた増減)は5797億円の流入超過と、13カ月連続の純資金流入となった。月末の純資産残高は、前月比2兆2651億円増の100兆5831億円と2カ月ぶりに増加した。
株式投信のうち国内資産に投資するファンド全体では5641億円の流入超過と、6カ月連続の純資金流入となった。国内資産を分類別にみると、国内株式に投資するファンドは5710億円の流入超過と、6カ月連続の純資金流入となった。18年11月の国内株式市場で日経平均株価は反発した。米国の利上げ打ち止めが近いという見方がマ―ケットで広がり、米金利上昇を背景とした景気不安が後退した。国内REIT(不動産投資信託)に投資するファンドは191億円の流出超過と4カ月ぶりの純資金流出となった。18年11月の国内REIT市場で東証REIT指数は反発し、終値で1800ポイントを約1年8カ月ぶりに上回ったが、ファンドでは利益確定の動きが出た。国内債券は72億円の流出超過と2カ月連続の純資金流出となった。
株式投信のうち海外資産に投資するファンド全体では1244億円の流出超過と、15カ月連続の純資金流出となった。海外資産を分類別に見ると、海外株式以外の分類で流出超過となった。海外債券に投資するファンドは1470億円の流出超過と13カ月連続の純資金流出となった。海外REITに投資するファンドも369億円の流出超過と18カ月連続の純資金流出となった。一方、海外株式に投資するファンドは784億円の流入超過と22カ月連続の純資金流入となった。
また、18年11月の公募投信全体(株式投信+公社債投信)への資金流出入は6149億円の流入超過と、19カ月連続の純資金流入となった。月末の純資産残高は前月比2兆3004億円増の112兆5198億円と2カ月ぶりに増加した。
提供:モーニングスター社
株式投信のうち国内資産に投資するファンド全体では5641億円の流入超過と、6カ月連続の純資金流入となった。国内資産を分類別にみると、国内株式に投資するファンドは5710億円の流入超過と、6カ月連続の純資金流入となった。18年11月の国内株式市場で日経平均株価は反発した。米国の利上げ打ち止めが近いという見方がマ―ケットで広がり、米金利上昇を背景とした景気不安が後退した。国内REIT(不動産投資信託)に投資するファンドは191億円の流出超過と4カ月ぶりの純資金流出となった。18年11月の国内REIT市場で東証REIT指数は反発し、終値で1800ポイントを約1年8カ月ぶりに上回ったが、ファンドでは利益確定の動きが出た。国内債券は72億円の流出超過と2カ月連続の純資金流出となった。
株式投信のうち海外資産に投資するファンド全体では1244億円の流出超過と、15カ月連続の純資金流出となった。海外資産を分類別に見ると、海外株式以外の分類で流出超過となった。海外債券に投資するファンドは1470億円の流出超過と13カ月連続の純資金流出となった。海外REITに投資するファンドも369億円の流出超過と18カ月連続の純資金流出となった。一方、海外株式に投資するファンドは784億円の流入超過と22カ月連続の純資金流入となった。
また、18年11月の公募投信全体(株式投信+公社債投信)への資金流出入は6149億円の流入超過と、19カ月連続の純資金流入となった。月末の純資産残高は前月比2兆3004億円増の112兆5198億円と2カ月ぶりに増加した。
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