1月の投信概況:株式投信は15カ月連続の流入超、残高は大幅増=投信協会
14日に発表された投資信託協会の統計によると、19年1月の株式投信(単位型含む)への資金流出入(設定から解約・償還を差し引いた増減)は8020億円の流入超過と、15カ月連続の純資金流入となった。月末の純資産残高は、世界的な株式の急反発を背景に前月比4兆5203億円増の98兆715億円と2カ月ぶりに増加した。
株式投信のうち国内資産に投資するファンド全体では7754億円の流入超過と、8カ月連続の純資金流入となった。国内資産を分類別にみると、国内株式に投資するファンドは7311億円の流入超過と、8カ月連続の純資金流入となった。19年1月の国内株式市場で日経平均株価は、米景気減速懸念の後退や米中貿易協議の進展期待の広がりなどを受けて、急反発した。国内REIT(不動産投資信託)に投資するファンドは190億円の流入超過と3カ月ぶりの純資金流入となった。19年1月の国内REIT市場で東証REIT指数は反発した。国内株式市場の反発により投資家心理が改善した。国内債券に投資するファンドは16億円の流出超過と4カ月連続の純資金流出となった。
株式投信のうち海外資産に投資するファンド全体では303億円の流出超過と、17カ月連続の純資金流出となった。海外資産を分類別に見ると、海外債券に投資するファンドは487億円の流出超過と15カ月連続の純資金流出となった。海外株式に投資するファンドは225億円の流入超過と2カ月ぶりの純資金流入となった。海外REITに投資するファンドも125億円の流入超過と20カ月ぶりの純資金流入となった。2019年1月の米国のREIT市場は、パウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長が金融政策についてハト派的な姿勢を示したことが好感され、反発した。
また、19年1月の公募投信全体(株式投信+公社債投信)への資金流出入は6971億円の流入超過と、21カ月連続の純資金流入となった。月末の純資産残高は前月比4兆4155億円増の109兆5747億円と2カ月ぶりに増加した。
提供:モーニングスター社
株式投信のうち国内資産に投資するファンド全体では7754億円の流入超過と、8カ月連続の純資金流入となった。国内資産を分類別にみると、国内株式に投資するファンドは7311億円の流入超過と、8カ月連続の純資金流入となった。19年1月の国内株式市場で日経平均株価は、米景気減速懸念の後退や米中貿易協議の進展期待の広がりなどを受けて、急反発した。国内REIT(不動産投資信託)に投資するファンドは190億円の流入超過と3カ月ぶりの純資金流入となった。19年1月の国内REIT市場で東証REIT指数は反発した。国内株式市場の反発により投資家心理が改善した。国内債券に投資するファンドは16億円の流出超過と4カ月連続の純資金流出となった。
株式投信のうち海外資産に投資するファンド全体では303億円の流出超過と、17カ月連続の純資金流出となった。海外資産を分類別に見ると、海外債券に投資するファンドは487億円の流出超過と15カ月連続の純資金流出となった。海外株式に投資するファンドは225億円の流入超過と2カ月ぶりの純資金流入となった。海外REITに投資するファンドも125億円の流入超過と20カ月ぶりの純資金流入となった。2019年1月の米国のREIT市場は、パウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長が金融政策についてハト派的な姿勢を示したことが好感され、反発した。
また、19年1月の公募投信全体(株式投信+公社債投信)への資金流出入は6971億円の流入超過と、21カ月連続の純資金流入となった。月末の純資産残高は前月比4兆4155億円増の109兆5747億円と2カ月ぶりに増加した。
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