約3カ月ぶりに1兆円ファンド復活、「グロイン」3日に残高1兆45億円
国内公募追加型株式投信(ETF除く)で約3カ月ぶりに1兆円ファンドが復活した。ピクテ投信投資顧問の「ピクテ・グローバル・インカム株式ファンド(毎月分配型)」の純資産残高が3日に1兆45億円となり、3月9日以来約3カ月ぶりに1兆円の大台を回復した。
同ファンドは19年12月30日に残高1兆円を回復し、月末時点で見て17年12月の「新光 US−REITオープン」以来2年ぶりに国内ファンドで1兆円を回復した。その後も国内唯一の1兆円ファンドとして残高が拡大していたが、新型コロナウイルスの感染拡大を受けた世界的な株安が直撃。3月10日に1兆円を割り込んだ後、同24日には7755億円まで減少していた。
一方で資金流入は継続している。20年5月に119億円の純資金流入(モーニングスター推計)となるなど同月まで32カ月連続で純資金流入。1万口当たりの分配金を40円から30円に引き下げた2月はもとより、コロナショックに見舞われた3月も資金が流入した。資金流入が続く中、4月−5月にかけての世界的な株式市場の戻りを受けて、同ファンドの純資産残高も回復した。なお、同ファンドの3日までの年初来リターンは−7.43%とカテゴリー平均(モーニングスターインデックス「国際株式・グローバル・含む日本(為替ヘッジなし)(単純)」に基づく)の−5.60%を1.83%下回っている。
3日時点の純資産残高第2位は「東京海上・円資産バランスファンド(毎月決算型)」(6745億円)、第3位は「次世代通信関連 世界株式戦略ファンド」(6018億円)となっている。
提供:モーニングスター社
同ファンドは19年12月30日に残高1兆円を回復し、月末時点で見て17年12月の「新光 US−REITオープン」以来2年ぶりに国内ファンドで1兆円を回復した。その後も国内唯一の1兆円ファンドとして残高が拡大していたが、新型コロナウイルスの感染拡大を受けた世界的な株安が直撃。3月10日に1兆円を割り込んだ後、同24日には7755億円まで減少していた。
一方で資金流入は継続している。20年5月に119億円の純資金流入(モーニングスター推計)となるなど同月まで32カ月連続で純資金流入。1万口当たりの分配金を40円から30円に引き下げた2月はもとより、コロナショックに見舞われた3月も資金が流入した。資金流入が続く中、4月−5月にかけての世界的な株式市場の戻りを受けて、同ファンドの純資産残高も回復した。なお、同ファンドの3日までの年初来リターンは−7.43%とカテゴリー平均(モーニングスターインデックス「国際株式・グローバル・含む日本(為替ヘッジなし)(単純)」に基づく)の−5.60%を1.83%下回っている。
3日時点の純資産残高第2位は「東京海上・円資産バランスファンド(毎月決算型)」(6745億円)、第3位は「次世代通信関連 世界株式戦略ファンド」(6018億円)となっている。
提供:モーニングスター社