iDeCoの5月の新規加入者は4.0万人、加入者総数が200万人を突破
国民年金基金連合会が7月1日に発表したiDeCo(イデコ、個人型確定拠出年金)の業務状況によると、5月の新規加入者数は4万194人で加入者総数は201万4505人になった。月間の新規加入者が4カ月連続で4万人を超えた。また、例年5月はゴールデンウィークの関係もあって加入者数が年間で1番少なくなる傾向が強い月であるにもかかわらず、4万人の大台を確保した。2017年1月にiDeCoの加入対象者が公務員や第3号被保険者に広がって以来、5月の加入者数は最大になった。従業員のiDeCoに企業が上乗せ拠出をするiDeCo+(中小事業主掛金納付制度)は、実施事業所数は2940事業所、対象従業員数は1万8776人になった。
5月の新規加入者の内訳は、第1号加入者が5970人(前月6079人)、第2号加入者は3万1944人(前月4万82人)、第3号加入者は2280人(前月2439人)となった。なお、第2号加入者の中では、企業年金なしの新規加入者が2万130人(前月2万4690人)、共済組合員(公務員)の新規加入者は6609人(前月8784人)となった。
新規加入者数は全体では前年同期比86.5%増、第1号加入者の新規加入は同133.8%増、第2号加入者が同77.5%増、第3号加入者が126.9%増と、引き続いて第1号と第3号加入者の増加が目立った。第2号加入者のうち企業年金なしの新規加入者は同90.7%増、企業年金ありは同66.6%増、公務員は同53.1%増になった。第1号加入者や企業年金なしの第2号加入者など、自助努力が強く求められる層の新規加入が目立って増えている。
一方、国民年金基金連合会の分析によると、iDeCo加入者の年齢分布は、2016年12月時点と21年3月時点を比較すると20代−40代という若い層、そして、女性の拡大が目立っている。16年12月時点の年齢分布は、20代以下2.6%、30代18.9%、40代37.9%、50代40.6%だったが、21年3月には、20代が6.2%、30代22.4%、40代38.1%、50代33.2%になっている。また、16年12月時点では女性の加入比率は29.4%だったが、21年3月には40.5%に広がった。
提供:モーニングスター社
5月の新規加入者の内訳は、第1号加入者が5970人(前月6079人)、第2号加入者は3万1944人(前月4万82人)、第3号加入者は2280人(前月2439人)となった。なお、第2号加入者の中では、企業年金なしの新規加入者が2万130人(前月2万4690人)、共済組合員(公務員)の新規加入者は6609人(前月8784人)となった。
新規加入者数は全体では前年同期比86.5%増、第1号加入者の新規加入は同133.8%増、第2号加入者が同77.5%増、第3号加入者が126.9%増と、引き続いて第1号と第3号加入者の増加が目立った。第2号加入者のうち企業年金なしの新規加入者は同90.7%増、企業年金ありは同66.6%増、公務員は同53.1%増になった。第1号加入者や企業年金なしの第2号加入者など、自助努力が強く求められる層の新規加入が目立って増えている。
一方、国民年金基金連合会の分析によると、iDeCo加入者の年齢分布は、2016年12月時点と21年3月時点を比較すると20代−40代という若い層、そして、女性の拡大が目立っている。16年12月時点の年齢分布は、20代以下2.6%、30代18.9%、40代37.9%、50代40.6%だったが、21年3月には、20代が6.2%、30代22.4%、40代38.1%、50代33.2%になっている。また、16年12月時点では女性の加入比率は29.4%だったが、21年3月には40.5%に広がった。
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