前週の流入額上位−「ニッセイ SDGsグローバルセレクト(年2回・H無)」が初のランクイン
国内公募追加型株式投信(確定拠出年金専用、ファンドラップ専用、及びETF除く)を対象として、モーニングスター推計値に基づいて前週(2021年12月13−17日)の純資金流入額上位10ファンドを確認したところ、3ファンドが返り咲いたほか、「ニッセイ SDGsグローバルセレクトファンド(年2回決算型・為替ヘッジなし)」(ニッセイ SDGsグローバルセレクト(年2回・H無))が設定(2018年5月28日)来で初のランクインとなった。
「ニッセイ SDGsグローバルセレクトファンド(年2回決算型・為替ヘッジなし)」は、日本を含む世界の企業の中から、SDGs(持続可能な開発目標)の達成に関連した製品・サービスを手掛け、株価の上昇が見込める企業の株式に厳選して投資する。シリーズには、「年2回決算型」の「為替ヘッジあり」のほか、「資産成長型」(年1回決算)の「為替ヘッジあり・なし」がある。
21年11月末時点のポートフォリオの組入銘柄数は46。組入上位銘柄は、スウェーデンのヘルメット防護システム企業で、交通事故などでの死傷者抑制への貢献を見込む『MIPS AB』(組入比率4.4%)、欧米を中心にミールキットの定期的な配送サービスを手掛け、食品ロス削減への貢献を見込むドイツの『ハローフレッシュ』(同4.3%)、自動運転部門を傘下に持つ米国の『アルファベット』(同4.1%)となっている。国・地域別組入比率は米国73.4%、スイス9.1%、オランダ4.5%と米国の比率が高い。
21年11月末時点の過去3年間のトータルリターン(年率)は24.17%と、国内ファンド(ETF除く)のうちファンド名に「ESG」「SDGs」「インパクト」のいずれかを含む企業の中で過去3年間のリターンのある22ファンドを平均した14.20%を10%近く上回り、22ファンド中でトップとなっている。
前週トップ10内に返り咲いた3ファンドは、6月21−25日以来約半年ぶりとなる「フィデリティ・世界割安成長株投信 Bコース(為替ヘッジなし)」(愛称:テンバガー・ハンタ)のほか、11月15−19日以来4週ぶりとなる「マニュライフ・円ハイブリッド債券インカム・ファンド(年1回決算型)」と「アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信」の「Cコース毎月決算型(為替ヘッジあり)予想分配金提示型」。
前週の純資金流入額トップは「アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信」の「Dコース毎月決算型(為替ヘッジなし)予想分配金提示型」。約400億円の純資金流入となり、6週連続のトップとなった。同シリーズの「Bコース(為替ヘッジなし)」のほか、「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」「SBI・V・S&P500インデックス・ファンド」(愛称:SBI・V・S&P500)、「楽天・全米株式インデックス・ファンド」(愛称:楽天・バンガード・ファンド(全米株式))、「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」が前々週(2021年12月6−10日)に続いてトップ10内となった。
一方、前々週ランクインしていたファンドのうち、「iFreeレバレッジ NASDAQ100」「グローバルAIファンド(予想分配金提示型)」「サイバーセキュリティ株式オープン(為替ヘッジなし)」「米国ネクストビジョンファンド(為替ヘッジなし)」がトップ10圏外となった。
提供:モーニングスター社
「ニッセイ SDGsグローバルセレクトファンド(年2回決算型・為替ヘッジなし)」は、日本を含む世界の企業の中から、SDGs(持続可能な開発目標)の達成に関連した製品・サービスを手掛け、株価の上昇が見込める企業の株式に厳選して投資する。シリーズには、「年2回決算型」の「為替ヘッジあり」のほか、「資産成長型」(年1回決算)の「為替ヘッジあり・なし」がある。
21年11月末時点のポートフォリオの組入銘柄数は46。組入上位銘柄は、スウェーデンのヘルメット防護システム企業で、交通事故などでの死傷者抑制への貢献を見込む『MIPS AB』(組入比率4.4%)、欧米を中心にミールキットの定期的な配送サービスを手掛け、食品ロス削減への貢献を見込むドイツの『ハローフレッシュ』(同4.3%)、自動運転部門を傘下に持つ米国の『アルファベット』(同4.1%)となっている。国・地域別組入比率は米国73.4%、スイス9.1%、オランダ4.5%と米国の比率が高い。
21年11月末時点の過去3年間のトータルリターン(年率)は24.17%と、国内ファンド(ETF除く)のうちファンド名に「ESG」「SDGs」「インパクト」のいずれかを含む企業の中で過去3年間のリターンのある22ファンドを平均した14.20%を10%近く上回り、22ファンド中でトップとなっている。
前週トップ10内に返り咲いた3ファンドは、6月21−25日以来約半年ぶりとなる「フィデリティ・世界割安成長株投信 Bコース(為替ヘッジなし)」(愛称:テンバガー・ハンタ)のほか、11月15−19日以来4週ぶりとなる「マニュライフ・円ハイブリッド債券インカム・ファンド(年1回決算型)」と「アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信」の「Cコース毎月決算型(為替ヘッジあり)予想分配金提示型」。
前週の純資金流入額トップは「アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信」の「Dコース毎月決算型(為替ヘッジなし)予想分配金提示型」。約400億円の純資金流入となり、6週連続のトップとなった。同シリーズの「Bコース(為替ヘッジなし)」のほか、「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」「SBI・V・S&P500インデックス・ファンド」(愛称:SBI・V・S&P500)、「楽天・全米株式インデックス・ファンド」(愛称:楽天・バンガード・ファンド(全米株式))、「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」が前々週(2021年12月6−10日)に続いてトップ10内となった。
一方、前々週ランクインしていたファンドのうち、「iFreeレバレッジ NASDAQ100」「グローバルAIファンド(予想分配金提示型)」「サイバーセキュリティ株式オープン(為替ヘッジなし)」「米国ネクストビジョンファンド(為替ヘッジなし)」がトップ10圏外となった。
提供:モーニングスター社