3年連続★★★★★、国内株式型の3シリーズ4ファンドが加わる
国内アクティブファンド(確定拠出年金専用、ファンドラップ専用、ETF除く)の中で22年2月末時点までの過去3年間(19年3月末−22年2月末)にかけてモーニングスターレーティングが連続して5ツ星(★★★★★)であったファンドは30本あった。前月末時点から国内株式に投資する3シリーズ4ファンドが新たに加わった。
モーニングスターでは、運用期間3年以上のファンドを対象にレーティングを公表している。レーティングは、ファンドのリスク調整後のリターンがその属するカテゴリーの中でどの水準にあるかを5段階で示したもので、最上位の5ツ星は相対的な運用効率に優れていることを示す。
今回新たに3年連続5ツ星に加わったのは、アセットマネジメントOneの「企業価値成長小型株ファンド」(愛称:眼力)、ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメント「GS 日本フォーカス・グロース」の「毎月決算コース」と「年2回決算コース」、大和アセットマネジメントの「大型株ファンド」。
「企業価値成長小型株ファンド」は、利益成長の可能性が高いと判断した国内小型株約30−60銘柄に厳選して投資する。銘柄選定に当たっては、将来のROE(株主資本利益率)の水準や改善の可能性に着目し、経営の健全性や株価の割安度なども考慮する。
22年2月末時点のポートフォリオの組入銘柄数は59で、組入上位銘柄は、自動車の電動化などで増加が見込まれるプリント配線板を手掛ける『日本シイエムケイ』(3.2%)、サイバーセキュリティー需要を背景に良好な事業環境を見込む『テクマトリックス』(3.0%)、企業の二酸化炭素排出量削減手段の1つとして廃油リサイクル需要の伸びを見込む『ダイセキ』(2.9%)となっている。同月末時点の過去3年間のトータルリターン(年率)は20.73%とモーニングスターカテゴリー「国内小型グロース」平均を15.15%上回り、カテゴリー84本中トップとなっている。また、「ファンド オブ ザ イヤー2021」において「国内株式型 部門」の「優秀ファンド賞」を受賞している。
「GS 日本フォーカス・グロース」は、景気変動の影響を受けにくく、持続的な成長が見込まれる国内企業25−40銘柄程度に厳選して投資する。銘柄選定に当たっては、ブランド力や価格決定力、優秀な経営陣、良好な事業環境などの独自の成長要因を有するか否か、ROEの高水準での推移もしくは上昇が見込まれるかなどに着眼する。マザーファンドの22年2月末時点の組入銘柄数は34で、組入上位銘柄は『ソニーグループ』(6.5%)、『信越化学工業』(6.0%)、『HOYA』(5.9%)。同月末時点で残高の大きな「毎月決算コース」の過去3年間のトータルリターンは14.61%とカテゴリー「国内大型グロース」平均を4.66%上回り、カテゴリー内上位8%(208本中16位)となっている。
「大型株ファンド」は、国内の資本金100億円以上の大型株を主要投資対象とし、長期的な視点から好利回り株を中心に投資する。22年2月末時点の組入銘柄数は38で、組入上位銘柄は、『トヨタ自動車』(5.2%)、『日本電信電話』(4.8%)、『ソニーグループ』(4.4%)。同月末時点の過去3年間のトータルリターンは11.90%とカテゴリー「国内大型ブレンド」平均を4.11%上回り、カテゴリー内上位8%(294本中22位)となっている。
提供:モーニングスター社
モーニングスターでは、運用期間3年以上のファンドを対象にレーティングを公表している。レーティングは、ファンドのリスク調整後のリターンがその属するカテゴリーの中でどの水準にあるかを5段階で示したもので、最上位の5ツ星は相対的な運用効率に優れていることを示す。
今回新たに3年連続5ツ星に加わったのは、アセットマネジメントOneの「企業価値成長小型株ファンド」(愛称:眼力)、ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメント「GS 日本フォーカス・グロース」の「毎月決算コース」と「年2回決算コース」、大和アセットマネジメントの「大型株ファンド」。
「企業価値成長小型株ファンド」は、利益成長の可能性が高いと判断した国内小型株約30−60銘柄に厳選して投資する。銘柄選定に当たっては、将来のROE(株主資本利益率)の水準や改善の可能性に着目し、経営の健全性や株価の割安度なども考慮する。
22年2月末時点のポートフォリオの組入銘柄数は59で、組入上位銘柄は、自動車の電動化などで増加が見込まれるプリント配線板を手掛ける『日本シイエムケイ』(3.2%)、サイバーセキュリティー需要を背景に良好な事業環境を見込む『テクマトリックス』(3.0%)、企業の二酸化炭素排出量削減手段の1つとして廃油リサイクル需要の伸びを見込む『ダイセキ』(2.9%)となっている。同月末時点の過去3年間のトータルリターン(年率)は20.73%とモーニングスターカテゴリー「国内小型グロース」平均を15.15%上回り、カテゴリー84本中トップとなっている。また、「ファンド オブ ザ イヤー2021」において「国内株式型 部門」の「優秀ファンド賞」を受賞している。
「GS 日本フォーカス・グロース」は、景気変動の影響を受けにくく、持続的な成長が見込まれる国内企業25−40銘柄程度に厳選して投資する。銘柄選定に当たっては、ブランド力や価格決定力、優秀な経営陣、良好な事業環境などの独自の成長要因を有するか否か、ROEの高水準での推移もしくは上昇が見込まれるかなどに着眼する。マザーファンドの22年2月末時点の組入銘柄数は34で、組入上位銘柄は『ソニーグループ』(6.5%)、『信越化学工業』(6.0%)、『HOYA』(5.9%)。同月末時点で残高の大きな「毎月決算コース」の過去3年間のトータルリターンは14.61%とカテゴリー「国内大型グロース」平均を4.66%上回り、カテゴリー内上位8%(208本中16位)となっている。
「大型株ファンド」は、国内の資本金100億円以上の大型株を主要投資対象とし、長期的な視点から好利回り株を中心に投資する。22年2月末時点の組入銘柄数は38で、組入上位銘柄は、『トヨタ自動車』(5.2%)、『日本電信電話』(4.8%)、『ソニーグループ』(4.4%)。同月末時点の過去3年間のトータルリターンは11.90%とカテゴリー「国内大型ブレンド」平均を4.11%上回り、カテゴリー内上位8%(294本中22位)となっている。
提供:モーニングスター社