前週の流入額上位−「SBI 日本株3.8ベア」「楽天 日本株3.8倍ベアII」がランクイン
国内公募追加型株式投信(確定拠出年金専用、ファンドラップ専用、およびETF除く)を対象として、モーニングスター推計値に基づいて前週(2022年6月6−10日)の純資金流入額上位10ファンドを確認したところ、「SBI 日本株3.8ベア」「楽天 日本株3.8倍ベアII」が新規にランクインした。
「SBI 日本株3.8ベア」は2020年11月9−13日以来1年7カ月ぶり、「楽天 日本株3.8倍ベアII」は設定(2022年3月16日)来初のランクインとなった。ともに株価指数先物取引を積極的に活用することで、日々の基準価額の値動きが国内株式市場全体の値動きの概ね3.8倍程度逆となることを目指して運用する。前週は、米国株式が大幅続落する一方で国内株式は小幅ながらも続伸した。米国株安を受けて対象ファンド全体の純資金流出入額が345億円の純資金流出と2021年10月18−22日以来の流出超過となる中で、国内株式ベア型ファンドの一角には国内株式の上昇一服後の下落を見込んだ資金が流入したと見られる。
前週の純資金流入額トップは「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」で、5週連続のトップとなった。同ファンドのほかには、「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」「ピクテ・グローバル・インカム株式ファンド(毎月分配型)」「楽天・全米株式インデックス・ファンド」(愛称:楽天・バンガード・ファンド(全米株式))、「ダイワ J−REITオープン(毎月分配型)」「アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信」の「Dコース毎月決算型(為替ヘッジなし)予想分配金提示型」と「Bコース(為替ヘッジなし)」「フィデリティ・USリート・ファンドB(為替ヘッジなし)」が前々週(2022年5月30日−6月3日)に続いてトップ10入りした。
一方、前々週ランクインしていたファンドのうち、「SBI・V・S&P500インデックス・ファンド」(愛称:SBI・V・S&P500)、「netWIN GSテクノロジー株式ファンド Bコース(為替ヘッジなし)」がトップ10圏外となった。
提供:モーニングスター社
「SBI 日本株3.8ベア」は2020年11月9−13日以来1年7カ月ぶり、「楽天 日本株3.8倍ベアII」は設定(2022年3月16日)来初のランクインとなった。ともに株価指数先物取引を積極的に活用することで、日々の基準価額の値動きが国内株式市場全体の値動きの概ね3.8倍程度逆となることを目指して運用する。前週は、米国株式が大幅続落する一方で国内株式は小幅ながらも続伸した。米国株安を受けて対象ファンド全体の純資金流出入額が345億円の純資金流出と2021年10月18−22日以来の流出超過となる中で、国内株式ベア型ファンドの一角には国内株式の上昇一服後の下落を見込んだ資金が流入したと見られる。
前週の純資金流入額トップは「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」で、5週連続のトップとなった。同ファンドのほかには、「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」「ピクテ・グローバル・インカム株式ファンド(毎月分配型)」「楽天・全米株式インデックス・ファンド」(愛称:楽天・バンガード・ファンド(全米株式))、「ダイワ J−REITオープン(毎月分配型)」「アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信」の「Dコース毎月決算型(為替ヘッジなし)予想分配金提示型」と「Bコース(為替ヘッジなし)」「フィデリティ・USリート・ファンドB(為替ヘッジなし)」が前々週(2022年5月30日−6月3日)に続いてトップ10入りした。
一方、前々週ランクインしていたファンドのうち、「SBI・V・S&P500インデックス・ファンド」(愛称:SBI・V・S&P500)、「netWIN GSテクノロジー株式ファンド Bコース(為替ヘッジなし)」がトップ10圏外となった。
提供:モーニングスター社