前週の流入額上位−「日経225ノーロードオープン」がトップ、「AB・米国成長株投信Dコース」は圏外に
国内公募追加型株式投信(確定拠出年金専用、ファンドラップ専用、およびETF除く)を対象として、モーニングスター推計値に基づいて前週(2022年6月13−17日)の純資金流入額上位10ファンドを確認したところ、「日経225ノーロードオープン」が8カ月ぶりのトップとなった一方、上位常連の「アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Dコース毎月決算型(為替ヘッジなし)予想分配金提示型」(AB・米国成長株投信Dコース)が1年4カ月ぶりのランク外となった。
「日経225ノーロードオープン」は219億円の純資金流入となり、今年5月9−13日以来のトップ10返り咲きとなると同時に、2021年10月4−8日以来のトップとなった。ほかにも「しんきん インデックスファンド225」が今年1月24−28日以来、「楽天 日本株4.3倍ブル」と「SBI 日本株4.3ブル」が同5月9−13日以来のトップ10返り咲きとなり、「野村 インデックスファンド・日経225」(愛称:Funds−i 日経225)が2021年以降で見て初のランクインとなるなど、日経225連動型ファンドや日本株ブル型ファンドへの資金流入が目立った。
前週は、米国、スイス、英国と各国の相次ぐ利上げを受けて世界景気後退への警戒感が広がり、世界的に株価が急落した。その中で、日経225連動型ファンドや日本株ブル型ファンドには株価の戻りを見込んだ資金が向かった。
前々週(2022年6月6−10日)トップであった「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」が第2位となったほか、「ダイワ J−REITオープン(毎月分配型)」「ピクテ・グローバル・インカム株式ファンド(毎月分配型)」「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」「楽天・全米株式インデックス・ファンド」(愛称:楽天・バンガード・ファンド(全米株式))の5ファンドが前々週に続いてトップ10入りした。
一方、「アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Dコース毎月決算型(為替ヘッジなし)予想分配金提示型」が2021年2月1−5日以来のトップ10圏外となった。前週は49億円の純資金流入となったものの、米国景気の先行き懸念の強まりを受けて、流入額は一時に比べると細っている。同シリーズの「Bコース(為替ヘッジなし)」のほか、「SBI 日本株3.8ベア」「フィデリティ・USリート・ファンドB(為替ヘッジなし)」「楽天 日本株3.8倍ベアII」も前々週のトップ10から陥落した。
提供:モーニングスター社
「日経225ノーロードオープン」は219億円の純資金流入となり、今年5月9−13日以来のトップ10返り咲きとなると同時に、2021年10月4−8日以来のトップとなった。ほかにも「しんきん インデックスファンド225」が今年1月24−28日以来、「楽天 日本株4.3倍ブル」と「SBI 日本株4.3ブル」が同5月9−13日以来のトップ10返り咲きとなり、「野村 インデックスファンド・日経225」(愛称:Funds−i 日経225)が2021年以降で見て初のランクインとなるなど、日経225連動型ファンドや日本株ブル型ファンドへの資金流入が目立った。
前週は、米国、スイス、英国と各国の相次ぐ利上げを受けて世界景気後退への警戒感が広がり、世界的に株価が急落した。その中で、日経225連動型ファンドや日本株ブル型ファンドには株価の戻りを見込んだ資金が向かった。
前々週(2022年6月6−10日)トップであった「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」が第2位となったほか、「ダイワ J−REITオープン(毎月分配型)」「ピクテ・グローバル・インカム株式ファンド(毎月分配型)」「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」「楽天・全米株式インデックス・ファンド」(愛称:楽天・バンガード・ファンド(全米株式))の5ファンドが前々週に続いてトップ10入りした。
一方、「アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Dコース毎月決算型(為替ヘッジなし)予想分配金提示型」が2021年2月1−5日以来のトップ10圏外となった。前週は49億円の純資金流入となったものの、米国景気の先行き懸念の強まりを受けて、流入額は一時に比べると細っている。同シリーズの「Bコース(為替ヘッジなし)」のほか、「SBI 日本株3.8ベア」「フィデリティ・USリート・ファンドB(為替ヘッジなし)」「楽天 日本株3.8倍ベアII」も前々週のトップ10から陥落した。
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