つみたてNISA増加続く、口座数は2ケタ増回復―金融庁調査(2022年3月末時点)
金融庁が8日に公表した「NISA・ジュニアNISA口座の利用状況調査」(2021年12月末時点・確報値及び2022年3月末時点)によると、2022年3月末時点で、つみたてNISAの口座数及び口座における買付額は、いずれも前四半期末比での増加が継続し、口座数の伸び率は2ケタを回復した。金融庁は四半期ごとにNISAの開設・利用状況調査を実施している。
2022年3月末時点のつみたてNISAの口座数は前四半期末比13.2%増の約587万口座、買付額は同18.0%増の約1兆8043億円(18−22年の利用枠で買付があった金額の合計)となった。口座数の前四半期末に対する伸び率は2021年12月末時点に9.6%と比較可能な2018年6月末時点以降で初めて1ケタ台となったが、2022年3月末時点は再び2ケタを回復した。買付額は2ケタ以上の伸び率が継続している。
一般NISAの2022年3月末時点の口座数は前四半期末比10.8%減の約1112万口座、買付額は同5.2%増の約25兆2656億円。買付額は増加基調を維持したが、口座数は初めて減少した。
2021年3月末時点との比較では、口座数は一般NISAで9.2%減となったが、つみたてNISAは62.5%増、買付額は一般NISAで13.9%増、つみたてNISAは100.3%増(約2倍)となった。
提供:モーニングスター社
2022年3月末時点のつみたてNISAの口座数は前四半期末比13.2%増の約587万口座、買付額は同18.0%増の約1兆8043億円(18−22年の利用枠で買付があった金額の合計)となった。口座数の前四半期末に対する伸び率は2021年12月末時点に9.6%と比較可能な2018年6月末時点以降で初めて1ケタ台となったが、2022年3月末時点は再び2ケタを回復した。買付額は2ケタ以上の伸び率が継続している。
一般NISAの2022年3月末時点の口座数は前四半期末比10.8%減の約1112万口座、買付額は同5.2%増の約25兆2656億円。買付額は増加基調を維持したが、口座数は初めて減少した。
2021年3月末時点との比較では、口座数は一般NISAで9.2%減となったが、つみたてNISAは62.5%増、買付額は一般NISAで13.9%増、つみたてNISAは100.3%増(約2倍)となった。
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