前週の流入額上位−「AB・米国成長株投信Dコース」が3カ月半ぶりのトップ

 国内公募追加型株式投信(確定拠出年金専用、ファンドラップ専用、およびETF除く)を対象として、モーニングスター推計値に基づいて前週(2022年8月15−19日)の純資金流入額上位10ファンドを確認したところ、「アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Dコース毎月決算型(為替ヘッジなし)予想分配金提示型」(AB・米国成長株投信Dコース)が3カ月半ぶりのトップとなった。

 「アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Dコース毎月決算型(為替ヘッジなし)予想分配金提示型」の純資金流入額は99億円で、前々週(2022年8月8−12日)の第4位からランクアップした。前々週トップであった「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」は88億円の純資金流入で第2位。このほかには、「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」「ダイワ J−REITオープン(毎月分配型)」「インベスコ 世界厳選株式オープン<為替ヘッジなし>(毎月決算型)」(愛称:世界のベスト)、「楽天・全米株式インデックス・ファンド」(愛称:楽天・バンガード・ファンド(全米株式))、「ダイワ・US−REIT・オープン(毎月決算型)Bコース(為替ヘッジなし)」が前々週に続いてトップ10入りした。

 前々週新規にランクインしたのは、いずれも返り咲きの3ファンド。「楽天 日本株3.8倍ベアII」は7月19−25日以来4週ぶり、「SBI 日本株3.8ベア」は7月25−29日以来3週ぶり、「SBI・V・S&P500インデックス・ファンド」(愛称:SBI・V・S&P500)は8月1−5日以来2週ぶりのランクインとなった。

 一方、前々週トップ10入りしていたファンドのうち、「野村 サステナブルセレクト(世界株式型Bコース)」「J−REIT・リサーチ・オープン(毎月決算型)」「楽天・全世界株式インデックス・ファンド」(愛称:楽天・バンガード・ファンド(全世界株式))がトップ10圏外となった。
提供:モーニングスター社
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