先週の流入額上位−「グローバル・アグリカルチャー&フード株式ファンド」が初のランクイン

 国内公募追加型株式投信(確定拠出年金専用、ファンドラップ専用、及びETF除く)を対象として、モーニングスター推計値に基づいて先週(2022年8月22−26日)の純資金流入額上位10ファンドを確認したところ、日興アセットマネジメントの「グローバル・アグリカルチャー&フード株式ファンド」が初めてランクインしたほか、返り咲きなど計5ファンドが新規にランクインした。

 「グローバル・アグリカルチャー&フード株式ファンド」は7月29日の設定。実質的に、日本を含む世界の上場企業の中から、農業や食料に関連する事業を行う企業の株式に投資する。実質的な運用は、米ラザード・アセット・マネージメントが担う。

 このほかには、「日経225ノーロードオープン」、「J−REIT・リサーチ・オープン(毎月決算型)」、「NWQフレキシブル・インカムファンド 為替ヘッジなし(年1回決算型)」、「楽天 日本株4.3倍ブル」が新規にランクインした。「NWQフレキシブル・インカムファンド 為替ヘッジなし(年1回決算型)」は2021年以降では初のランクイン。「楽天 日本株4.3倍ブル」は6月20−24日以来、「日経225ノーロードオープン」は7月4−8日以来、「J−REIT・リサーチ・オープン(毎月決算型)」は8月8−12日以来のランクインとなった。

 また、「日経225ノーロードオープン」は6月13−17日以来約2カ月ぶりのトップとなった。日経平均株価が24日にかけて5日続落するなど先週の国内株式が反落する中で、反転を見込んだ資金が流入したもようだ。「楽天 日本株4.3倍ブル」も同様の動きと見られる。

 「インベスコ 世界厳選株式オープン<為替ヘッジなし>(毎月決算型)」(愛称:世界のベスト)、「アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Dコース毎月決算型(為替ヘッジなし)予想分配金提示型」、「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」、「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」、「ダイワ J−REITオープン(毎月分配型)」の5ファンドが、先々週(2022年8月15−19日)に続いてランクインした。

 一方、先々週トップ10入りしていたファンドのうち、「楽天・全米株式インデックス・ファンド」(愛称:楽天・バンガード・ファンド(全米株式))、「楽天 日本株3.8倍ベアII」、「SBI 日本株3.8ベア」、「SBI・V・S&P500インデックス・ファンド」(愛称:SBI・V・S&P500)、「ダイワ・US−REIT・オープン(毎月決算型)Bコース(為替ヘッジなし)」がトップ10圏外となった。
提供:モーニングスター社
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