前週の流入額上位−「岡三フィデリティ・グローバル・コア株式ファンド(為替ヘッジなし)」がランクイン

 国内公募追加型株式投信(確定拠出年金専用、ファンドラップ専用、及びETF除く)を対象として、モーニングスター推計値に基づいて前週(2022年9月20−22日)の純資金流入額上位10ファンドを確認したところ、岡三アセットマネジメントが21日に新規設定した「岡三 フィデリティ・グローバル・コア株式ファンド(為替ヘッジなし)」(愛称:ザ・ディスカバリー)がランクインしたほか、5ファンドが返り咲いた。

 「岡三 フィデリティ・グローバル・コア株式ファンド(為替ヘッジなし)」は、ファンド・オブ・ファンズ形式で、実質的には米国を中心とした世界(日本を含む)の中型企業の中から、持続的な成長が見込まれるものの成長力が市場に十分に評価されていないと判断した企業の株式に投資する。実質的な運用は、米フィデリティ・インベストメンツ傘下のFIAM LLCが担う。

 「日経225ノーロードオープン」「楽天 日本株4.3倍ブル」「ダイワ・US−REIT・オープン(毎月決算型)Bコース(為替ヘッジなし)」「SBI・V・S&P500インデックス・ファンド」(愛称:SBI・V・S&P500)、「しんきん インデックスファンド225」の5ファンドがトップ10内に返り咲いた。

 「日経225ノーロードオープン」は8月29日−9月2日以来3週ぶりの返り咲き、かつトップとなった。同じく3週ぶりにランクインした「楽天 日本株4.3倍ブル」及び6月13−17日以来のランクインとなった「しんきん インデックスファンド225」は、前週の国内株式の続急落を受けて、戻りを見込んだ資金が流入したとみられる。

 「ダイワ・US−REIT・オープン(毎月決算型)Bコース(為替ヘッジなし)」は8月15−19日以来5週ぶり、「SBI・V・S&P500インデックス・ファンド」は9月5−9日以来2週ぶりのランクインとなった。

 前々週に続いてトップ10内となったファンドは、「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」「インベスコ 世界厳選株式オープン<為替ヘッジなし>(毎月決算型)」(愛称:世界のベスト)、「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」「インバウンド関連日本株ファンド」(愛称:ビジット・ジャパン)の4ファンド。

 一方、前々週トップ10入りしていたファンドのうち、「楽天・全米株式インデックス・ファンド」(愛称:楽天・バンガード・ファンド(全米株式))、「ダイワ J−REITオープン(毎月分配型)」「アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Dコース毎月決算型(為替ヘッジなし)予想分配金提示型」「キャピタル・グローバル・ハイインカム債券ファンドF(米ドル売り円買い)」「J−REIT・リサーチ・オープン(毎月決算型)」「楽天・全世界株式インデックス・ファンド」(愛称:楽天・バンガード・ファンド(全世界株式))がトップ10圏外となった。
提供:モーニングスター社
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