5年連続★★★★★、アジア企業の株式に投資するファンドが到達

 国内公募追加型株式投信(確定拠出年金専用、ファンドラップ専用、ETF除く)のアクティブファンドのうち、2022年9月末時点でモーニングスターレーティングが5年連続(60カ月、2017年10月〜2022年9月)で5ツ星となったファンドは7ファンドある。前月末時点から1ファンドが外れたものの、新たに1ファンドが到達した。

 モーニングスターでは毎月上旬に、国内公募追加型株式投信を対象に、前月末基準のモーニングスターレーティングを公表している。レーティングは、個々のファンドのリスク調整後リターンが、その属するモーニングスターカテゴリー内でどの水準にあるのかを5段階で示したもので、5ツ星が最上位となる。

 今回新たに5年連続5ツ星に到達したのは、JPモルガン・アセット・マネジメントの「JPM アジア・成長株・ファンド」。同ファンドは、日本を除くアジア各国の企業の株式に投資する。ベンチマーク「MSCI AC アジア・インデックス(除く日本、税引後配当込み、円ベース)」構成国を投資対象国とし、2022年1月末時点では、中国、香港、台湾、韓国、シンガポール、マレーシア、タイ、インドネシア、フィリピン、インドとなっている。投資対象国の企業の中から、収益性、成長性、安定性などを総合的に考慮して銘柄を選択する。

 2022年8月末時点のポートフォリオの組入銘柄数は55、国・地域別構成比率上位は中国31.4%、台湾17.6%、インド15.0%、業種別構成比率上位は銀行15.9%、半導体・半導体製造装置12.5%、テクロノジー・ハードウェアおよび機器11.4%。組入上位銘柄(同年7月末時点)は、台湾の『台湾セミコンダクター(TSMC)』9.0%、韓国『サムスン電子』7.6%、中国『テンセント・ホールディングス』5.7%となっている。

 その他ファンドの連続5ツ星月数は、「J−REITオープン(年4回決算型)」147カ月、「One 国内株オープン」94カ月、「明治安田 日本債券オープン(毎月決算型)」93カ月などとなっている。
提供:モーニングスター社
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